これまでメルマガは、「マーケティング」と「セールス」に分けて配信すると効果が高まる(反応率・転換率が上がる)とお話してきましたが、先日、私のクライアント様のメルマガを変えたところ、この仮説が立証されました。
こちらのクライアント様は、コーチングをご提供している会社様になりますが、元々のメルマガは、旧態依然のメルマガ形式(目次付きの複数テーマメルマガ)でした。
しかし、いきなり形式を変えてしまうと、これまでの読者の方が困惑されると思いましたので、とりあえず形式はそのままにして、アクションしてもらいたいことを1つに絞りました。(セミナーや講座のお知らせなど複数ありました。
また、これまではメルマガ内のアクション(誘導先URLのリンク)については計測していなかったのですが、今回から計測することにしました。
そうしたところ、このメルマガでのターゲットURLのクリック率は、2.2%でした。
目次形式の複数テーマのメルマガであれば、これは致し方ない結果です。
そこで、今回のメルマガのターゲットURLに設定したセミナーだけの情報を掲載したメールを作成し、再度、メルマガリスト全体に配信しました。
すると、今度は反応率が6%にアップしました。ここで、実際のセミナーへのお申込みが入りました。
さらに、
このクリックしたけれども、お申込みしなかった方だけに絞り込み、セミナーへの参加誘導のメール(いわゆるセールスメール)を配信しました。
今回の結果は、反応率が10%になり、そのクリックされた方の9割がセミナーにお申込みになられました。
このことから分かることは、お客様は自分に必要な情報をピンポイントで受け取ると、それが今必要であれば行動を起こしてくれるということです。
事実、今回のピンポイントで情報をお知らせしたことで、今回は無理だけど、次回は参加したいという「お返事メール」が多数返ってきたことです。
クライアント様曰く、これまでそんなことはなかったそうです。
実際に頂いたお返事を拝見させて頂きましたが、「本当は行きたかったけど、どうしても都合が付かないので、ごめんなさい。次回、よろしくお願いします」という、より関係性が深まったことが読み取れます。
これまでは、こちら側からの一方的な情報提供だけだったものが、きちんと、お客様が欲する情報をお届けすることで、もちろん、メールの書き方もありますが、お客様が反応し、お申込みされ、また、都合のつかないお客様は、わざわざお返事を頂くという、双方向の関係性を築くことができました。
そうです。たった3通で、です。
「それは、元々関係が深かったからでしょ?」
私も最初はそう思いました。しかし、そのメルマガ配信リストの属性をお伺いしたら、講演にいらっしゃった方や名刺交換させて頂いた方が多数ということで、自らメルマガ購読の登録をされた方ではなく、受動的な方が多かったのです。
もちろん、これまでのメルマガで情報発信をしていたので、そこで関係性が出来上がってきてはいたのですが、“メルマガの形式”だったので、「売っていなかった」のです。
今回は、初めてネタをピンポイントに絞り、「セールスメール」を配信したことで、大きな進展があったと思います。
さて、御社のメルマガはどうですか?
お客様に情報を提供する「マーケティングメール」と、実際に結果につなげるための「セールスメール」を分けて運用されていますか?
マーケティングメールも、旧態依然の目次付きの複数テーマのメールになっていませんか?
やはり、今回の件で明確になったのですが、ウェブビジネスにおいて、最後の決め手は、メールによるセールスです。
ここに結びつけるためには、単なるメルマガの書き方だけではなく、お客様が何を欲しているのか、何を求めているのかを把握した内容をピンポイントでお伝えすること。
そして、反応者を絞り込み、さらなる深い内容、行動を促す(購入動機を喚起する)内容のメールを配信することで、結果につなげることになります。
しかし、今回のクライアント様も、このことはお伝えしていたのですが、最初はピンと来ていなかったのですが、実際の結果を見て、ご納得されたようです。
今日お話したことも、もしかしたら、ピンと来ていないかもしれません。
ですので、まずは、御社のメルマガ原稿の校正と配信タイミングを実際にご指導致しますので、体感して頂ければと思います。
今配信しているメルマガは、本当に反応があるのだろうか?
セールスに直結しているのだろうか?
どのようにしたら、反応が高まるのだろうか?
読まれるメルマガはどのようにして書けばいいのか?
ネタ集めは?
配信タイミング・頻度は?
などなど、メルマガ配信に関する疑問や不安などをお持ちのことと思います。
そうした疑問も直接お伺い頂ける、「情報発信力養成講座」をぜひ、受講して頂ければと思います。
本講座は、マンツーマンで、Skypeまたは、LINEを使って行います。
実際のメルマガ原稿の校正から配信タイミングなどをアドバイスしながら、メルマガやブログ、facebookなどのメディアでの情報発信の関係などについてもお伝えします。
お待ちしております。
それでは、また。
いつもありがとうございます。