つい先日、Googleが検索エンジンのアルゴリズム(上位表示のルール)の変更(ペンギン・アップデート)が、約1年ぶりに行われ、大きく順位変動が起きたサイトもあったようで、今、話題になっています。
最近の検索エンジンは、「コンテンツ(内容)」重視になってきていますので、SEO目的の小手先の処理だけでは確実に弾かれてしまいます。
今回のアップデートでは、徹底的に、SEOスパムの排除を目的とした処理が行われたようで、昔、検索エンジン対策をして、そのままの状態で放置していたサイトは、その対象になっているようです。
つまり、昔流行った検索エンジン対策は、とにかく、検索エンジンにヒットさせようと、戦略キーワードを多様する、本文内であったり、画像のALTタグに記述したりなど、「キーワード」の繰り返し利用などの“古典的”対策は、今はもう有効ではありません。(今回の排除対象のようです)
今、検索エンジン側で重要視されているのは、やはり、「コンテンツ」です。
御社のサイトが、何についての情報を掲載しているサイトなのかを、トップページだけでなく、全ページに通じて確認され、「このサイトは、○○についてのサイト」と認識し、その結果を検索エンジンに返します。
ということは、御社のサイトでの「情報量」が、検索結果に大きく影響してきているということになります。
ですので、検索エンジン対策をするためには、従来型のホームページではなく、「コンテンツリッチ」なサイトにしていくことが必要ということになります。
その上で、一番肝心なことは、「サイト内に情報を常に増やしていく」ということになります。一番簡単な方法は、もちろん、ホームページに情報ページをどんどん追加していくことなのですが、なかなか、自分で行うのには難しい方もたくさんいます。
そこで、お薦めなのが、「ホームページのブログ化」です。
無料ブログではなく、自社ドメインブログを作り、それをホームページにすることで、記事投稿=情報ページが増えていくことになり、これが今の時代のSEO対策になります。
もう一つ、SEO対策で重要なことがあります。
それは、
「サイトの所有者を明らかにする」ということです。
検索エンジン側は、検索結果そのものがサービスになりますので、その結果が信ぴょう性があるものでなければなりません。
そうすると、検索エンジン側は、できるだけ「所有者が明らかなサイト」を優先的に掲載したいものです。
そこで、あなたがすべきことは、各検索エンジンにサイト所有者を登録することです。
そのサイト所有者の登録は、各検索エンジンで用意されている「ウェブマスターツール」で行います。
Google ウェブマスターツール
https://www.google.com/webmasters/
bing ウェブマスターツール
http://www.bing.com/toolbox/webmaster
ここ最近、bingのウェブマスターツールがリニューアルされ、Googleのウェブマスターツールに近い形で、いろいろと設定することができるようになりました。
これらのウェブマスターツールにおいて、サイトの所有者であることを証明するための「埋め込みコード」がありますので、それをサイト内に埋め込みます。
サイトがウェブマスターツールで確認がされれば、一応の登録が完了です。
さらに、重要なのが、検索エンジンのロボットがサイト内の情報収集のために巡回してもらう必要がありますので、ここで、御社のサイトにどのようなページがあるのかを、ウェブマスターツールにお知らせする必要があります。
その作業が、「サイトマップ」の登録で、XML形式で作られたサイトマップをウェブマスターツールに登録します。
これによって、御社のサイトにあるページがわかりやすくなり、ロボットが巡回しやすくなります。
一般的な、「クローラー登録」のページは、各検索エンジンともありますが、こちらは、サイト所有者などは関係なく、どちらかと言うと「お薦め」程度になります。ただし、やらないよりは、やったほういいので、この「クローラー登録」も行うようにしましょう。
設定する順番としては・・・
まず、今の新しい検索エンジンのアルゴリズムに合わせて、SEO対策として、「コンテンツリッチ」なサイトにしていくこと。
そのために、ホームページのブログ化を行い、無料ブログではなく、自社ドメインのブログを作り、そこで、情報発信=ページを増やしていく。
そして、各検索エンジンで用意されているウェブマスターツールに所有者登録を行い、また、ページの登録(サイトマップ登録)を行います。
これら一連の流れで、今の時代のSEO対策となります。
今や、ソーシャルメディアを中心とする、「コンテンツ」発信の世の中になってきました。
検索エンジン側も、そうした「情報発信」「コンテンツ」に重きを置いてきたというのは、もはや時代の必然なのかもしれません。
しかし、御社のサイトが、数年前に作られたものであり、そのSEO対策も数年前のものであれば、新しいアルゴリズムによって、除外され、順位を下げてしまっているかもしれません。
ぜひ、今すぐに最新のSEO対策に着手されてください。
また、Google対策として、以前、お伝えした「オーサランク」対策というものがあります。こちらも併せて確認してみて下さいね。
【関連記事】新たなSEO対策「オーサーランク」が再注目!【要対策】
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以上のようなSEO対策をしっかりと行い、集客の入り口を拡げていきましょう。
何かご不明な点、気がかりに思われている点などありましたら、お気軽にご相談下さい。
お待ちしております。
それでは、また。
いつもありがとうございます。