立春を迎え、気学的には新しい年の幕開けとなりましたので、運勢とか運氣と言ったお話が増えるのですが、あなたの今年の運勢はいかがでしょうか？
仕事の関係上、多くの経営者の方とお話する機会があるのですが、成功されている経営者の方は得てして、占いというよりは統計学に基づく「氣学」を経営の参考にされている方が多いです。
「氣学」は生年月日を元に、自分の本命星というものが決まっており、9つの星に分かれています。
それに基づいて、経営で言えば、「起業や開店のタイミング」であったり、「新製品のリリース日」、「会社の移転のタイミングや方角」など、何か事を起こす際、そのタイミングと方角で、“吉日”や“吉方位”というのが個々に決まっているので、それに合わせて行動をするというものになります。
結婚式は大安吉日が良いというのもそれに近いものなのですね。
今年2015年のあなたの吉日や吉方位は、まず、ご自身の本命星を知ることでだいたいの運勢を確認することができます。
私のクライアント様で、氣学の先生がいらっしゃいます。その先生のサイトに本命星の「早見表」がありますので、こちらであなたの本命星を確認してみて下さい。
さて、2015年、個人の運勢もさることながら、ビジネスとしての目標を立てられ、それも達成したいものです。
運氣に合わせて、いろいろなプロジェクトやキャンペーンを行うことに越したことはないのですが、それに加えて重要なことは、目標を達成するためのプロセスです。
目標（今月の売上目標など）は、ただ数字を立てただけでは当然達成することはできません。
目標の立て方など、いろいろな方法が紹介されているのですが、多くの企業では、まだまだ「前年比」だったり、「前期比」などから、それを超えるものと漠然とした数値設定をしているところが多いです。
しかし、その目標の根拠は？と質問すると「前期よりも増やしたいから」とか「前年よりは認知度が高まっているからきっと」と言った漠然とした理由しか持たれていないことが多いのです。
目標を達成するためには、この「根拠」が明確であればあるほど達成します。
つまり、「どうしたら（何をしたら）この数字が達成するのか」という根拠が明確になっていることが重要になります。
例えば、今月の売上目標が100万円だったとします。
前年度が80万円だったから、今年今期は100万円という設定の仕方でも良いです。
しかし、重要なことは「その100万円を、どの商品をどれだけの数、そして、どのようにして売って達成するのか」→「だから、売上100万円達成する」という理由が必要なのです。
つまり、ここで同時に目標達成のための方法＝マーケティング施策が決まってくるのです。
これまで多くのセールスやマーケティングの手法を学ばれてきたはずです。
しかし、順番が間違っているのです。
「このテクニックを使えば集客できる・売上があがる」ではなく、
「この目標を達成するために、このテクニックを使う」という順番なのです。
多くの方は、「方法論」と「目標」の関係を間違っているため、なかなか目標に達成できずにいます。
ハワイという目的地なのに、エコだからということで新幹線を選んでいるようなものです。
今、行っているマーケティング施策（ソーシャルメディアやブログ、メルマガという媒体やその発信している情報など）が、“目的地”に向かうことにつながる「方法論」になっているのかを冷静になって考えると、何をすべきかが見えてきます。
そこにプラスして、「行動計画」をきちんと組むことで、より目標達成の精度が高まることになります。
それが、「キャンペーンプランニング」になります。
単純に、「１月31日まで、30%OFFキャンペーン実施中」ではダメなんです。
ここに「目標」と「方法論」、そして「行動計画」の３つが一緒になることで初めて目標達成します。
あとは、冒頭でお話した「運氣」のタイミングが合わされることで、よりビジネスが加速することになります。
まずは、今、あなたの目標が前年度比でも良いのですが、それを達成するための「方法論」が明確になっているのか、今、行っているセールスやマーケティング施策が、その目標達成のために必要な働きをしているのかを検証してみて下さい。
次回は、目標達成するための「行動計画」についての方法を解説したいと思います。
それでは、また。
いつもありがとうございます。
