今日も朝から年パス使って、チビと二人で散歩がてらにディズニーランド。
しかし、あいかわらず、マーケティング(儲け)のヒントがゴロゴロ転がっている、“マーケティングの聖地”。
今は、ハロウィーンのイベント期間中。いろいろなイベントグッズが売られている。
でも、こんなことがマーケティングのヒントではない。キャンペーンなら誰でもできる。
凄いところは、本当に見つけにくいところにあったりするのだ。
まずは、このページを見ていただきたい↓
http://www.tokyodisneyresort.co.jp/tdl/japanese/event/halloween2008/full.html
これは、大人が全身仮装をして入園してもいい日を示しているカレンダーです。
ハロウィーンのイベントは、9月12日~10月31日まで。
つまり、イベントの最初と最後の1週間だけ、それが許されている。
うむぅ、これには何かあるぞ・・・。
実際に、全身仮装で来る大人は、みんな本気モードの人たちばかり。
なので、最初はチビと、「あっ、あそこにベル(「美女と野獣」の美女)がいるっ。写真を撮ろう」って近づいたら、日本人のお姉ちゃんだった。
と間違えてしまうぐらい本気の衣装で来ているのだ。
だから、そういうトラブルにならないために、全身仮装の制限をしているのだと思った。
確かにそれも理由の一つでしょう。
でも、最初と最後の1週間という理由にはならない。
まだ、何かある。臭うぞ・・・。クン、クン。
毎週のように通っていたから気がついたのか、いや、あくまでもこれは仮説ですが、このカレンダーの並びに注目すると・・・
もともと、ハロウィーンは10月31日だけに行うもの。
これを、9月12日からスタートしているというところから、疑惑が始まる。
8月31日までは夏のイベント。それが終了して、ハロウィーンの準備、衣替えで10日ばかりかかる。
これは普通に考えられる。
そして、9月12日にイベントが始まり、最初の1週間は、全身仮装OK。
次の週には、連休がある。
そして10月頭。ここは休みがないのですが、実際に、ちょこちょこ行っていたので分かったのですが、修学旅行のオンパレード。
ここは、京都の新京極かっ、ってぐらい学生さんたちがうようよいる。(↑例が古い)
そして、翌週、またまた連休。
さらに、連休明けすぐの10月14日(火)、テレビ東京の「ガイアの夜明け」で東京ディズニーリゾートの特集。
そして、そして、お気づきだっただろうか。21日の週から、TVCMでは、「ディズニーハロウィーン、31日まで」に切り替わっているのです。
で、25日からの最後の1週間、全身仮装OK。
もし、私の仮説が正しければ、相当用意周到に、集客戦略を立てた人がいて、みごとにイベント期間中、ムラなく入園者を確保したことになる。
あくまでも仮説ですけどね。
これぐらい緻密に、計算して、実行計画を立てられるようになれば、マーケティングも楽しくなってくる。
もちろん、セールスにだって影響する。
もし、私の仮説が正しければ、やはり、“マーケティングの聖地”であることは間違いない。
ただ一点、この仮説を検証することができないことだ。
もし、事情通の方、関係者の方、真実を教えてください。
もしかしたら、わたしの妄想だけだったりして。
あっ、それだと怖いので、真実はいいです。
仮説のままにして楽しむことにしましょう。
いつもありがとうございます。