実際、私のクライアント様のサイトでも、スマホからのアクセスが増えている傾向があり、パソコンからのアクセスと同じ数で推移してきました。
Googleもモバイルフレンドリーに力を入れてきていますので、ネットビジネスにおいて、スマホ対策は必須の対策となってきています。
ただし、スマホからの受注があるかというと、ここは、まだまだで、あくまでも「情報収集」が主な使い方となっているようです。
つまり、スマホからアクセスして「情報収集」し、いろいろと検討した後にパソコンから購入や申し込みをするという行動が多いということになります。
となると、スマホの使い方としては「情報収集」を補助するために、「情報提供」するための接点を持って頂くことになります。
ここで、スマホサイトにおいて、「見込客」獲得のしかけを用意しておくことが、その後につながるポイントとなってきます。
見込客獲得のしかけについては、御社の取り扱い商材につながるものを考えて用意することになります。
例えば、「無料レポート」や「無料小冊子」を代表に、「サンプル配布」などがあります。
よく勘違いしてしまうのが、「資料請求」や「カタログ請求」、また「お試しサンプル」などは、もう一段階上のレベルのオファーになりますので、いきなり、こうしたオファーで見込客を獲得しようとするのは無理が生じます。
お客様との関係性のレベルもよく理解した上で、一番最初に何をご提案・ご提供すれば良いのかを考えて、設計をしていきます。
スマホサイトなども含めて、ファーストコンタクトのお客様は、「情報収集」が目的であることを忘れてはいけません。
そのお客様の欲求にお応えするオファーを提供することが、「顧客導線」設計の基本になります。
さて、こうして獲得した「見込客」に対し、さらなる情報を提供するのは、スマホサイトやホームページだけでは難しいので(サイトさえ見てもらえればと期待する人が多いのですが、その期待は幻想です)、ここで、メルマガの役割が重要となってきます。
ここで言う「メルマガ」とは、情報提供用のものと、セールスクロージング用のものと分けて考えます。
もし、今配信している「メルマガ」が、毎回、お知らせやキャンペーン情報などのセールス要素を含んでいるものであれば、売り込み色を薄めた情報提供の内容に変更します。
従って、「メルマガ」は、お客様が探している、求めている情報をお届けすることが、本来の役割となります。
ここでもう一点、メルマガの反応率や受注率を上げるために重要なことがあります。
それは、
「習慣性を持たせる」ことです。
毎週決まった曜日、決まった時間に定期的に配信し続けることが重要です。
よく聞くのが、メルマガで書くネタが溜まってから、思いついた時にというのが多いのですが、お客様は、当然、御社のところだけでなく、他の同業他社からの情報を得ていますので、御社が配信をお休みしている隙に、アプローチしてきます。
そうした“間”を与えないためにも、また、他社との違いを知ってもらうためにも継続した、習慣化した情報提供を行っていくことが、見込客との信頼関係を作り次につながっていくようになります。
メルマガの書き方そのものも重要なのですが、テクニックで誘導しようとするのではなく、「継続的な情報提供によるお客様との信頼関係の醸成」が、メルマガの反応率や受注率を高めることにつながることを、覚えておいて頂ければと思います。
それに加えて、先ほどお話しした「情報提供」のメルマガと、「セールス・クロージング」のメルマガとは分けて配信する、というのも、受注率を高める秘訣になります。
メルマガの書き方にも、もちろん、テクニックやコツがあります。
それを最大化するために、事前の種まきも必要ということになります。
今、お客様との接点で、メルマガをお使いであれば、
- 習慣化した継続的なメルマガ(情報メルマガ)の配信
- 情報メルマガとクロージングメールは分けて配信する
ということを念頭に、メルマガ配信を実践してみて下さい。
メルマガの書き方については、またの機会にご説明したいと思います。
まずは、ここから。
今日も最後までお読み頂きまして誠にありがとうございます。
それでは、また。
いつもありがとうございます。
保存保存