マーケティングセミナーを開催していると気が付くことがあります。
多くの方は、その情報を何とか自分のビジネスに適用しようとトライはするのですが、本当に必要なものは、実は、学習したことをそのままやるのではなく、“応用力”なのですが、これがなかなか難しい。
セミナーに参加する方の多くが、セミナーで学習したことを実際にやってみても、効果が出ない、うまくいかないというのは、この“応用力”が欠けてしまっていることが、今までの経験から見えてきました。
学習したすべてのノウハウやテクニックが適用されるわけではないのですが、どうしても、どれもこれも使えそう、やったら何とかなりそうと思いがちで、手当たり次第に行ってしまうのです。
しかし、そういう場合ほど、空振りしてしまうことが多く、結果が伴わないということをよく耳にします。
ここで肝心なのは、“応用力”。
学習したノウハウやテクニックを丸呑みして行うのではなく、本当に自分のビジネスに必要なモノだけを行うことこそが、セミナーなどで習得したモノを有効活用する近道になります。
では、“応用力”はどのように付けたらいいのでしょうか?
この答えは、現場にあります。
お客様が何を求めているのか、どのような真理状態であるのか、それらを知ることで、それらに合わせた情報提供、マーケティング、セールスで、学習してきたモノを適用していくのかが、ポイントになります。
机上論だけで、学習したものをそのまま行っても期待する効果は得られません。
本当に相手にしたいお客様が何を求めているのか、そのお客様が購入までに至るプロセスの中で、どのノウハウやツール、サービスなどが必要なのかを見極めることが、“応用力”になります。
ある工業機器の販売会社のWebサイトで、情報販売しごく、1ページの長文ページ形式のサイトにして、その工業機器に関する情報商材を提供していたのですが、相手にしたいお客様をきちんと分析すると、恐らく、いや、ほぼそうした情報商材を請求するとは思えないのです。
技に溺れてしまい、本質を見失ってしまうと、望む結果から離れていってしまいます。
机上で学んだことにとらわれず、もっと現場に目を向け、お客様が求めていることにフォーカスした施策を実践することが大切になります。
これが本当の「成功するマーケティング」の肝なのかもしれませんね。
いつもありがとうございます。
みんなハッピー♪