先日、ついにオーストラリアのハミルトン島の管理人が決定した。
年収1,000万円で、超豪華邸宅付きの仕事に、全世界から3万5000人の応募があったのだとか。
で、最終選考に16人が残ったけれども、ここにカラクリが。
上手に、観光客を抱えている国々出身の人が最終選考に残っている。
そうすることで、「最高の仕事」という話題だけでなく、「我が国出身者が最終選考に」ということで、さらに報道してくれる。
最終選考の方法も、審査というより、最高の観光サービスを満喫して、それをレポートする表現力を、というもの。
その模様も中継されることで、“タダ”で観光情報を全世界に配信してくれる。
結局のところ、今回のこのキャンペーンにかかった費用は、2億円弱だとか。
しかし、広告宣伝効果は、約80億円以上だとか。
すでに、日本の旅行代理店には、この地域への旅行予約が増えているそう。
変に広告で2億円かけるよりも、こうした目を惹くイベントでマスコミを利用して、そして、地元意識を利用することで、ほぼタダで、宣伝してもらっているこの手法は、参考になる。
どうせ同じお金をかけるなら、「集めたい顧客層」が興味を示すイベント・商品を掲げて話題性で、そのリストを集めるというのに応用できる。
賢いお金の使い方のいい例でした。勉強になりました。
いつもありがとうございます。
みんなハッピー♪