あなたのホームページでの「お問い合わせ」を増やすには、どうすればいいのか?
実は、非常に単純なことで、でも、多くのサイトで行われていないことなんですが・・・
その答えは、
『お問い合わせはこちらからできますよ』と分かりやすくすることです。
えっ?そんなこと?と思われるかもしれません。
しかし、実はほとんどのサイトが『どこからお問い合わせすればいいのか?』『どこに連絡すればいいの?』が分かりづらい、もしくは表示そのものが無いというのが現実なのです。
あなたのホームページはいかがですか?一度、見直してみて下さい。
「お問い合わせ」がわかりやすくなっていますか?
また、ブログ記事などの最後、または共通のフッターに「お問い合わせ」などのリンクやボタン・バナーなどを設置していますか?
さらに、ホームページ上で、一番目にするところ(スクロールダウンしなくても見えるところ)に「お問い合わせ」が明記されていますか?
つまり、ここでも『お客様の感情』に合わせて、適切な位置に「お問い合わせ」が設置されているかが、お問い合わせを増やす秘訣になります。
どうしても、「ホームページで売上に繋げなければ」と購入をメインに持って行きがちなのですが、説明なしで商品の内容がわかる「定型商品」ではない、説明が必要な「説明商品」の場合は、いきなりの購入はありえません。
そこで、重要なのは、お客様とのコミュニケーション、お客様への情報提供による啓蒙(教育)によって、購入へと繋がりますので、いかに、“購入前のコンタクト回数”を増やせるかどうかで、売上アップに関係していきます。
さらに、
「説明商品」の場合、お客様の状況によって、使い方であったり、問題解決法であったり、利用することで得られるメリットが、それぞれ異なるため、情報を提供していくことで、そのお客様が求めていることにピンポイントであたり、購入という行動を促します。
なので、ブログやホームページ上で、その商品(サービス)の機能やスペックだけを説明しても、お客様からしてみれば、“ある一部”でしかなく、その商品を利用する理由には当てはまらないことが多いため、購入には至らないのです。
あなたがお客様の立場でもそうですよね。
商品の機能やスペック(寸法など)や、価格だけでは、購入判断がつきませんよね。
実際、私のクライアント様でも、ホームページリニューアルの際に、「お問い合わせ」を明確にしたことで、着実に「お問い合わせ」が増えています。
変更当初、このクライアント様は、「お問い合わせは増えたけど、冷やかし系も増えた」とおっしゃっていたのですが、これがとても大切なことなんです。
実は、その頂いた「お問い合わせ」の中から、それぞれのお客様のご要望であったり、お客様の状況で留学が可能かどうかのレベルが見えてきたので、そうしたご意見を元に、ホームページでの情報に反映させたり、ブログやSNSで、そうした情報を発信することで、反応率が上がって来ました。
これを続けてきたところ、最近のお問い合わせはより具体的になり、現実的に近い内容に変わってきています。
つまり、「有望見込客」が増えてきたということです。
ホームページ上の「しくみ」というのは、それぞれのパーツ=「しかけ」がバラバラに存在しているのではなく、それぞれを上手に連携していくことで機能するようになります。
例えば、今回のように、
「お問い合わせ」を増やすしかけを用意する。
↓
お問い合わせが増える。
↓
お客様のご要望が見えてくる。
↓
ご要望に沿った情報をメルマガ、ブログやSNSで発信する。
↓
その情報の最後にまた「お問い合わせ」導線につなげる。
↓
お問い合わせ頂いたお客様とメールで直接コミュニケーションを取る。
↓
お客様ごとにカスタマイズしたご提案をする。
(一定の情報に反応した人だけに絞り込みメールを送る)
↓
受 注
という流れになります。
もし、あなたが「説明商品」を扱っている場合、まずは、「お問い合わせ」を増やす導線設計をします。
実際、「定型商品」と言われる商品は、ごく一部で、ほとんどの場合が「説明商品」です。
ホームページやブログでの一方通行の情報発信だけでは、お問い合わせも受注も増えないということを認識して、もっと戦略的な「しくみづくり」を意識して頂ければと思います。
まずは、「お問い合わせ」を増やすように、デザインやリンクの設置などを心がけましょう。