今年2010年に入り、検索エンジン対策(SEO)でのホームページの評価基準が変わりつつあるようです。
ここ最近は落ちいてきてはいますが、以前、“コンテンツ重視”であることには変わりありません。
今後、上位表示のための評価基準として“更新頻度”がかなりのウェイトを占めてくるようです。
これには、自分のホームページ本体の更新頻度と、被リンク先の更新頻度の両方が含まれます。
被リンク先の更新頻度はコントロールできないので、できるだけ更新頻度の高いサイトと相互リンクするようにしていく必要があります。
一方、自分のホームページでの更新頻度については、これは技術面での障害が高く、課題を多く残しています。
ほとんどのホームページの場合、一昔前に業者にお願いして作ってもらったもので、自分はホームページやプログラムの知識がなく、ここ数年いじっていない、というものばかりです。
もしくは、更新するのにお金がかかるので、数ヶ月に、年に年回かしか更新していないというのが現状です。
しかし、今後はそれでは検索エンジンでの評価は低く、なかなか上位には表示されません。
出来る限り、自分でコンテンツを頻繁に更新できることがとても重要になります。
その点で一番有利なのが、ブログです。
ブログは日記形式で、常に情報更新(発信)して行きますので、情報の更新頻度が高いので、ご存知のとおり、検索エンジンでも上位の方にブログサイトが表示されることはよくあります。
そこでポイントなのが、自社のドメインでブログを持つということです。
無料のブログサービスを使っても良いのですが、それでは自社ドメインでの検索エンジン対策にはなりません。
一番良いのは、Movable Typeと言ったブログ形式でホームページを作れるサービスを利用して、ホームページを作ることです。
Movable Type
Movable Type(以下、MT)は、いわゆるCMSと言って、ホームページのコンテンツを整理、管理するためのツールで、今までホームページの更新は、ある程度のプログラム(HTML)の知識が必要とされたのですが、このMTの登場以降、ホームページのコンテンツは、ブログのように、専用の管理画面で簡単に行うことができるようになりました。
ただ、MTの場合はデザインなどは用意されていないので、外枠のデザイン部分は制作会社にお願いする必要はあるかと思います。
そこさえ出来てしまえば、あとはコンテンツの更新だけなので簡単です。
デザインも含めて、自分で更新もしていきたいということであれば、今までホームページを作ったことがない人でも簡単にホームページ制作ができるソフトがあります。
BiND WebLife3.5というソフトです。
BiND WebLife3.5
このソフトは、予めいくつかのテンプレートが用意されていて、ページ内もいくつかのブロックに分けられており、そのブロックごとに編集をすることができます。
今までのホームページビルダーなどと違って、元からあるテンプレートを直すだけで簡単に自分のホームページを作ることができます。
特に難しい処理などを入れないコンテンツリッチなホームページを作るのであれば十分なソフトです。
実は、今はバージョン3.5がリリースされ、ここに、今までなかった携帯サイト作成機能が付きます。
なかなか携帯サイト作成ソフトがなかったので、重宝します。
ただ、いろいろ条件があるようですので、もし導入される場合は、よく説明を読んでから決めて下さいね。
もし今あるホームページが、制作会社に作ってもらったままのホームページであれば、これからの検索エンジン対策として、“自分で更新できるホームページ”を持つことが必須になります。
検索エンジン対策で有効なMTでのホームページ制作、そして、より簡単に、デザインも自分の思い通りに行うのであれば、BiNDでのホームページ制作をお勧めします。
ウェブマーケティング、ネット販売の展開において、検索エンジン対策もさることながら、とても大切なことは、リアルタイムでの情報発信、情報更新です。
お客様も日々、自分が求めている情報を探し続けています。
にも関わらず、ホームページでの情報更新が滞っているのであれば、そうしたホームページにはお客様は魅力を感じません。
できるだけ、業者任せにせず、自分で更新することができるよう、自分でコントロールできるようにしていくことが、今後の検索エンジン対策も含めて、重要になってきます。
ホームページのリニューアルを考えているのであれば、ただデザインや導線だけを新しくするのではなく、“自分で編集できる”という要素も取り入れることも考えて行われることをお勧めします。
ということで今日はこの辺で。
いつもありがとうございます。