前回の続き、「キャンペーンプラニング」についてのお話をしようと思ったのですが、その前にどうしてもお伝えしたいことがありましたので、今日はこちらのお話をしたいと思います。
それは、「ハウスリストの活用」についての考え方です。
ウェブマーケティング、インターネットでの販売において、一番重要なことは、まず、こちらからアプローチすることができるハウスリストを持つことです。
これは、先日来、お話していることです。
そして、そのハウスリストに対して、メルマガやfacebook、ブログなどで情報啓蒙を行い、あなたのこと、または御社のことを知って頂き、関係性を築いていきます。
遠回りに感じるかもしれませんが、人は全く知らない人からモノを買いづらいというのが心理ですので、よほど緊急性の高い商材を扱っていない限り、まずは、お客様との関係性を深めることが先決です。
そのため、コンタクトを取ることができるハウスリストの構築が不可欠なのです。
ハウスリストの構築については、こちらでご確認ください。
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そして、ここからが重要ですので、よく聞いて下さいね。
よく「ハウスリストは何件あればいいのですか?」と聞かれます。
これについての答えは、リストが何件あればいいという具体的な数値はありません。
その取扱商材や、お客様の属性(どこ経由のお客様なのか)によって、また、月の目標に対して、その目標を達成するためにどれだけの数が必要なのか、プロセス(商いの設計図)の転換率によって異なるからです。
確かに、ハウスリストが多く獲得できれば、それだけ確率が高くなりますが、その前に知っておくべき、大事なことがあります。
それは・・・、
「ハウスリストが1件でも戦略プロセスを始める」
ということです。
多くの方は、お金をかけたり、新しい媒体を使ったりして、いきなりドカっとリストが増えるイメージをされています(期待されています)。
さらに、頭の中の理想で「1000件溜まったら始めよう」と思っているので、せっかくハウスリストが少しずつでも増えているのに、何もしないまま放置してしまい、結局、リストが使えなくなってしまうということも少なくありません。
リストは、1件でもいいのでフォローし始めることが肝心なのです。
もし、その1人の方が、もの凄い影響力を持っている人だったらどうしますか?
その人が、多数の顧客(ファン)を持っている人だったとしたら?
確かに、確率論的には低いかもしれませんが、だとしても、フォローをしないよりも、フォローをしておいた方が、そうしたチャンスを逃すことはないでしょう。
「たった1人か・・・まだだな」と放っておいたら、そのチャンスさえも逃してしまうことになります。
そうした姿勢、1人であっても、出し惜しみせず、情報啓蒙を行っていくことが、最終的に期待する成果につながっていきます。
そして、ここから「キャンペーンプラニング」につながっていくことになります。
また、これは、リストが1人であっても1000人であっても同じです。
リストのそのものの数が重要なのではなく、お付き合いを続けていけるお客様の価値で考えることが、とても大切なのです。
今、Facebookが、マーケティング利用に注目されているのは、その1人のお客様が、あなたの投稿記事に対して「いいね」がクリックされれば、その方のお友達になっている方にも、その情報が知られるということです。
まさに、今、お話したとおりです。
Facebookは、何も投稿(情報発信)しなければ、お友達は増えません。1人のお友達であっても、数名のお友達であっても、情報発信することで、その情報に興味のある人が「お友達申請」してきてくれるのです。
これは、メルマガでも同じことです。
あなたのメルマガやブログなど、その配信対象者の数だけに注目にするのではなく、そのお客様の先にいる方にもお伝えしていく、他の方にもご紹介頂けるほど、良質な情報をお届けして行こうという気持ちを持って情報発信に臨んでいくことが、次に、成果につながっていくのです。
いきなり1000件のリストができることを期待するのではなく、また、1000件のリストができてから行動するのではなく、お客様が1件でも行動を起こしていくことが大切なのです。
これが、ハウスリストを有効活用するコツになります。
ということで、まず先に、どうしてもお伝えしたいことでした。
ご参考にして下さいね。
次回は、予定通り、キャンペーンプラニングのお話をしたいと思います。
お楽しみに。
いつもありがとうございます。