さて、今日はいよいよキャンペーンプランニングのお話をしたいと思います。
キャンペーンプラニングは、その名の通り、「キャンペーンを計画する」ことになります。
先日もお話をしたのですが、8月31日までの割引キャンペーンを展開するのであれば、1回や2回そこらの期日の告知だけでは、絶対に反応してくれません。
8月31日がゴールなのであれば、数回の告知で終わりにするのではなく、そこに至るための情報提供を数回に分けて発信することで、お客様に購入するメリットと、その価値を判断して頂く必要があります。
この複数回の情報発信を、いつ、どのような形で行ってもいくのかを準備、計画していくことが、「キャンペーンプランニング」になります。
さて、これまで、キャンペーンをどのように展開されてきたでしょうか?
もし、これまで、期日をお知らせするメルマガ数通だけの発信だけだったのであれば、ここで改めていきましょう。
キャンペーンプランニングの基本は、ゴールに至るまでの道のりを、どのような情報を、どんなタイミングでお知らせしていくかを考えていくことになります。
では、どのような情報を発信していけば良いのでしょうか?
そのためには、通常、セールスで用いるランディングページ(=セールスページ)の構造・構成を確認しておく必要があります。
ランディングページ(セールスページ)は、基本的には、リスティング広告や、セールスメールからの誘導先として、セールスを目的とした独立したページです。
これまで、あなたもランディングページやセールスページをご用意されてきたことと思います。
実は、ランディングページの構成にはコツがあり、5つのセクションに分けて情報を掲載します。
ランディングページの構成の基本として、
1. オファー(メリット)
2. 課題明示
3. ソリューション(解決策)
4. 信頼(お客様の声や実績など)
5. ROI(投資対効果と特典)
という構成で展開します。
上手なランディングページを見てみると、ほとんどがこの構成になっています。
さて、ここでキャンペーンプランニングのお話に戻しますね。
こうしたランディングページは、あなたもこれまでご覧になられてきたことと思いますが、だいたいが、文字がズラっと並んだ1ページものが主流なのですが、最近では、あまりにも一般的になり過ぎて、お客様側もあまり読まれなくなって(反応しなくなって)います。
しかし、きちんと読んで頂ければ、受注に至ることは間違いないのですが、その構造上、お客様が途中で離脱してしまっている確率が高まっているのです。
そこで、キャンペーンプランニングの登場です。
1ページで長々と書かれている文章が、全て読まれなくなっているのであれば、その文章を、何回かに分けて、メルマガやブログ、facebookなどで分けて発信していけば良いのです。
つまり、ランディングページ(セールスページ)で発信する情報を、その構成ごとに分けて、ゴールに向けて段階的に配信していけば良いことになります。
もう一度、ランディングページの5つの構成を確認しましょう。
1. オファー(メリット)
2. 課題明示
3. ソリューション(解決策)
4. 信頼(お客様の声や実績など)
5. ROI(投資対効果と特典)
もうお分かりだと思いますが、このランディングページの構成順に、メルマガなどで順番に発信していけばいいわけです。
キャンペーンを行う際、最初にキャンペーンの内容を告知をしても良いでしょう。
これまでは、この告知で終了していたと思います。
ここから先、このランディングページを構成する内容を順番に、分けて配信していきます。
ですので、まず、配信するタイミングを計画する前に、この構成順でランディングページを作ってみます。
このランディングページができれば、これを構成ごとに1つのメール記事として配信していきます。
厳密に言えば、まず、分割した記事をブログに掲載し、メルマガからその記事へリンクし、誘導先するようにします。
同時に、facebookページにおいても、その記事の触りの部分を掲載し、ブログへと誘導していきます。
これを、ゴールまでの期日までに、ほぼ毎日、情報発信していくことで、お客様には、購入に至る判断基準を与えていくことになります。
そこで、いつ、どのタイミングで、どの情報を配信していくのかを計画していきます。
ここで、ようやくイメージがついたのではないでしょうか?
そして、もう一点、大切なことがあります。それは、
分けて情報発信する際、文章(テキスト)だけではなく、いろいろな媒体を使いわけていくことが大切です。
例えば、メルマガやブログでの文章(テキスト)は基本で、YouTubeなどの動画や音声、それから生で配信するウェブセミナー開催など、いろいろな媒体を組み合わせて情報発信します。
特に、動画は強力です。
同じ内容も、文章(テキスト)よりは、音声、音声よりは動画と、その情報伝達力や、信頼感の醸成は増えていきます。
テキスト < PDFファイル < 音声 < 動画 < ウェブセミナー < 実セミナー
の順に、その情報の伝わりやすさが増していくことを覚えておいて下さい。
なので、動画がいいと言われたから動画を用意するのではなく、こうした情報の伝搬力が強力であること、だからこそ、絶対に伝えたい情報をお伝えする時に、動画を活用していくことになります。
すべての情報を動画にして発信することが理想ですが、それは結構大変な作業になりますので、肝心な情報の時に動画を作るようにすれば、それほど労力は、かからないことでしょう。
説明動画の作り方は、以前ブログでお伝えした「ハウスリストを獲得するコツ」の記事をご参照下さい。
さて、次回は、今回ご紹介したランディングページの5つの構造について、1つずつ解説していきたいと思います。
それごとに、発信する情報を作って頂ければと思います。
ということで、また次回。
いつもありがとうございます。