先日、Google Analyticsのβ版が更新され、今回のアップデートで、リアルタイムレポートと、ソーシャル&モバイルレポートが追加されました。
このリアルタイムレポートは、すごいです。
今、この時点で、自分のサイトにアクセスしている人数などを、分単位、秒単位で確認することができます。
例えば、キャンペーンなどを組んだ時に、どれだけのレスポンスがあるのかを、結果で知るのではなく、今、現時点での反応を知ることができます。これは、画期的です。
リアルタイムでの動きが分かれば、キャンペーンの修正や、追加告知等を、もっと早いスパンで手を打つことができるようになります。
また、タイムセールなどのキャンペーンを展開する際も、リアルタイムのアクセス数の確認と、実際の結果(購入や登録など)を合わせて見ることで、追加告知が必要かどうかの判断をすることができます。
実際、今、このブログを読まれている方が、現時点で何人いるのかを確認することができています。
このリアルタイムレポートにより、メルマガやソーシャルメディアで発信した情報の誘導効率を測ることができることになります。自分の書いたメルマガや記事などから、ホームページや自社ブログなどへの誘導が適切に行われているかを知ることは、情報発信メディアの活用において、非常に重要なデータになります。
また、「今」サイトにアクセスしている人数が分かるので、単純に、楽しいというのもあります。
ご確認ください。
それから、もう一つの目玉レポートであるソーシャルレポートは、サイト内に設置した、Facebookの「いいね」、Twitterのツイート、Google+のクリックを測定して、サイト訪問客のうち、どれだけの人がソーシャルアクションをしてくれているのかを測定することができます。
これによって、自分のサイトのウェブマーケティング戦略の中での、ソーシャルメディアの活用の是非が測ることができます。
もちろん、 各ソーシャルメディアに誘導しても、そこから、自社のブログやホームページに戻す導線を用意しておく必要はあります。
今後は、各メディアの役割分担をしっかりと認識した上での設計が必要になります。
ソーシャルメディアに関しては、単なる情報発信だけでなく、ソーシャルでの広がりや信頼関係の醸成を含めた情報発信を考えます。(つまり、「いいね」をもらえる記事を投稿するなど)
そして、そこから再度、自社サイトに戻し、“決済”をして頂くページに戻します。
ソーシャルメディアでは、セールスは嫌がられる傾向にあるので、セールスなどは、自社サイト(ブログやホームページ)で行うのが最適です。
そこで、自分が設計した導線通りに、お客様が推移しているのかを、Google Analyticsで確認し、ホームページだけでなく、ソーシャルメディアも含めた、マーケティング戦略全体の最適化を行って行きます。
さらに、これは新機能ではないのですが、Google Analyticsの機能の応用で、自社のFacebookページ内で、iflameで作成したオリジナルページを使用する場合、このページ内で使用する画像を、絶対パス自社サイトのURL)で設置することで、Google Analyticsで、その画像ファイルのアクセス数を確認することができ、Facebookページへのアクセス数を確認することができます。
今回のGoogle Analyticsの新機能も含めて、おさらいすると、
1. ホームページに設置した、Facebookの「いいね」ボタン、twitterのツイートボタン、Google+ボタンからの各ソーシャルメディアへの誘導数を確認。
2. Facebookページでのオリジナルページは、絶対パスの画像を設置したページを作ることで、そのページのアクセス数を確認。
3. その後、ソーシャルメディアから、自社サイト(ブログやホームページ)への誘導を行い、該当ページへのアクセス数を確認。その顧客導線が、機能しているのかどうかを確認し、最適化を行います。
せっかく行うソーシャルメディアを、もっとマーケティング活用のするためには、その効果を測れるように設定をしましょう。
おまけに、モバイルレポートですが、これは、なんとサイトにアクセスしている携帯電話の機種がわかります。
iPhoneやiPadなどのデバイスなどでアクセスされているかどうかまで確認することができます。
もし、将来的に、アプリなどを作る際、自分のサイトにはどのデバイスでアクセスされているかどうかが分かれば、無駄な開発費をかけることなく、多いデバイスに合わせたものを作れば良いことになります。
これも見逃せないレポートです。
以上、今回のGoogle Analyticsの新機能でした。
もし、今回のGoogle Analyticsの新機能について、何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談下さい。また、ご質問やご意見なども、下記のコメント欄などに書き込んで頂ければ幸いです。
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