Appleのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなってから(亡くなったと発表されてから、1ヶ月が経ちました。
ジョブズ氏追悼関連も、だいぶ収まってきたようですね。
ご存知のようにAppleは、その製品だけでなく、マーケティングやサポートなどのオペレーションに至るまで、 緻密に計算されていることで有名です。
その中で、今日は、Appleのホームページ戦略(設計)について掘り下げてみたいと思います。
今後、ホームページをリニューアルされようと思っているのであれば、ぜひ、参考にして頂きたい内容です。
すでにご存知のように、Appleのホームページは、製品の写真がドーンと大きく表示されています。
これは、元々、Appleのホームページでは、「モバイルファースト」という考えで設計されており、iPhoneやiPadにおいても、スマートフォン用の表示に切り替えなくても、そのまま見れるように設計されています。
確かに、WordPressなど、ブログサイトは、スマートフォンフォンや携帯サイト用に切り替える機能がついていますが、ホームページの目的は、記事情報を読んで頂くことではなく、その結果、「次のステップに進んで
もらうこと」になるので、サイドバナーや、次のステップへの誘導導線などが、そのまま見えていることが肝心なのです。
その意味で、Appleのサイトは、製品購入という導線にしっかり進ませる設計がされています。
ちなみに、先日お伝えしたGoogle Analyticsでのモバイル端末別のアクセスレポートを見ると、携帯端末の中でも、iPhone、iPadからのアクセスが、60%以上になっていることから(私のクライアント様のレポート
の平均値)iPhone、iPadからのアクセス対応を考える必要があります。
その意味で、$atenalastname$さんのホームページ でも「モバイルファースト」の考えを取り入れた形にされることをお勧めします。
スマートフォン用に切り替えなくても、iPhone、iPadでもそのまま見えるようにするためには、ホームページの横幅を、980pxにします。
この幅を取ると、iPhone、iPadの画面幅ぴったりになります。Appleのホームページもその幅になっていますので、確認してみて下さい。
次に、構成です。
Appleのホームページをよく見ると、それほど多くの文章が書かれていることがなく、写真や動画を多用しています。
できるだけ、感覚的な部分に訴える情報提供の形が取られています。
これは、「ルック・アンド・フィール(Look and Feel)」という考え方で作られているからです。
動画マーケティングも、この「ルック・アンド・フィール」の訴求方法になります。
文章だけで説得させようとせず、“分かりやすい”方法で、情報を伝えることが、今後のホームページ、ウェブマーケティングには必要な要素になります。
それから、Appleのホームページでの文章を見て頂くと分かるのですが、機能そのものの説明というより、それを使うことで、どういう“体験”ができるのかが書かれています。
注意深く文章を読んで見ると、「~できます。」「~します。」で文章が終わっていることに気がつかれると思います。
こうした言葉を使うことで、お客様にその製品を使っているイメージをさせています。
この「使うイメージ」が、頭の中で作られた状態で、購入への動機、行動に結びつける導線が引かれています。
実際、購入ページにも、思わず買いたくなる細かな仕掛けが施されています。
簡単そうに見えるのですが、文章ひとつひとつ、アイコンやバナーのひとつひとつが、緻密に計算されています。
デザインに関しては、今、ネットの世界では、シンプルな方向に戻りつつあります。
Googleもデザイン変更をされており、Gmailなども、新デザインのトライアル版が公開されています。
文字が大きく、分かりやすいアイコンになっています。
文字は極限まで少なく、その分、写真や動画でカバー、見た目も視覚、直感で分かりやすいものにしていくことが、今後のトレンドになります。(ルックアンドフィール)
もし、現状のホームページーでは、反応が鈍くなってきた、あまり期待する結果が得られていないといことであれば、ぜひ、このAppleのホームページの考え方をお試し下さい。
ホームページのリニューアルをお考えであれば、一度、御社のホームページの診断をお受け下さい。
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このホームページ診断で、デザイン設計をはじめ、取扱い商材に対する顧客導線の設計まで致します。
また、その後行うべき、マーケティング施策もご指南致します。
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いつもありがとうございます。