「社長、営業マンを楽にしてあげましょう!」
実はこれ、私の著書「ホームページ復活」の原稿時に付けていたタイトルです。
元々、この本は、ホームページ中心のお話ではなく、集客や売上を効率的に上げる方法として、ホームページはツールの一部として考えて書いていました。
ただ、出版社の編集の方から、商業ベースで考えて、「ホームページ復活」の方がいいと言うことで変更になりました。
まぁ、タイトルは、それはそれで良かったのですが、しかし、本当にお伝えしたかったことは、
営業マンを楽にして、集客や売上を効率良くするしかけ・しくみを作ること
でしたので、本の内容は、ホームページやインターネット上のテクニックと言うよりは、あくまでも、集客や売上を上げる方法について書きました。
「営業マンを楽にさせる」と言う真意は、多くの方が、集客と販売、すなわち、マーケティングとセールスを一緒に考えてしまっているため、これをきちんと分けて考えると、もっとスムーズにビジネスが進められると言うものです。
マーケティングとセールスは別物です。
なのに多くの場合は、「買う客を探して来い!!」って。
これは無理な話です。
マーケティングとセールスを分けると言うことは、解決策を探している人と、買いたい人とは違うので、それぞれの集客と販売のプロセスを分けて考えましょう、と言うことです。
この考えは、今も昔も変わらず“本質”です。
この本を出版したのは、2009年でしたので、ちょうど10年前になるのですが、集客や売上アップの本質について書いているので、手前味噌ですが、今読んでも遜色ない内容になっていると思います。
ただ、10年前当時は、今ほどSNSが発達していませんでしたので、本には、SNSの活用については言及していません。
10周年を迎えた今年、「ホームページ復活」の改訂版を出そうと、今、加筆・執筆中です。
ここに、SNSの活用や自社ブログの重要性、そして、お金周り(経理的な)のお話なども加えていこうと思っています。
また準備ができたら、お知らせしますね。
ちなみに、今読めるこの本のコンテンツは、サブタイトルにもなっている、「眠っているホームページを甦らせる7つの法則」として、以下の7つのポイントについてまとめています。
1. ホームページの役割を確認し、業務のすみ分けを行う。
2. ホームページを利用する顧客の生涯価値を算出する
3. 顧客特性を理解し、会社の「売り」を明確化する。
4. ホームページに「しかけ・しくみ」をつくり、見込客を取り込む
5. テクニックを駆使して見込客を購入客へと育てる
6. さらなるフォローでリピート購入や紹介集客を促進する
7. 会社の財産を永遠のものとするためになすべきこと
この7つのポイントを抑えることで、あなたのホームページ(の活用)も、今までと違った結果を得ることができることでしょう。
まぁ、基本的に抑えておくべき項目と言っても良いでしょう。
まずは、この7つのポイントをしっかり理解しましょう。
幸いにも、この本、まだ廃刊にはなっていないようなので、今でも購入可能です。(笑)
ぜひ、一度お読み頂き、ホームページ活用の基礎を習得して頂ければと思います。
この本で書いている本質は、
マーケティングとセールスを分けて考える、と言うことと、ウェブサイト、インターネットの“特性”を最大限に活用すると言うことです。
ぜひ、この本質を理解して、日々のビジネスの参考にしてみて下さいね。