今週は、「ホームページ復活~眠っているホームページを甦らせる方法~」の発売10周年を記念して、これまでお伝えしてきた法則や、最新の情報などを交えて、今やるべきことをお伝えして行きたいと思います。
この本が出た10年前は、まだiPhoneが出たばかりの頃で、まだまだスマホの普及率は低い頃でした。
しかし、今ではご存知の通り、iPhone X、iPhone11と機能も向上し、ほとんどの携帯電話はスマホへと変わりました。
そのため、最近では、ウェブサイトへのアクセスの7割がスマホになり、パソコンからのアクセスを逆転しました。
B to C(個人向け)のサービスがスマホ7割超えが進んでいましたが、ここ最近では、B to B(ビジネス向け)のサービスでも7割を超えるようになってきました。
実際、私のクライアント様でも、ほとんどがスマホからのアクセスが7割超えをしており、スマホ対策を強化しています。
そこで、これからますます進むスマホ対応について、抑えておくべきポイントをご紹介したいと思います。
前回もお伝えしましたが、最近の情報収集には、検索エンジンよりも、SNSで行うことが増えてきました。
当然、各種SNSは、スマホのアプリを使って行うことが多く、そこからウェブサイトに誘導となると、ウェブサイトがスマホ対応されていることが大前提となります。
そこで、抑えておくべきポイントは下記のものになります。
1. スマホはそもそも“電話”なので、ウェブサイトでのお問い合わせでも電話がすぐにかけられるように、電話番号のリンクを設置しておく。
最近では、ウェブサイトの中に電話番号をテキスト(文字)で記載していると自動的に電話番号のリンクが貼られます。
それに加えてバナーなどの画像を使う場合は、電話番号のリンクを設置するようにします。
電話番号のリンクは、tel:000-000-0000と記述することで貼ることできます。
2. スマホサイトのフッターにアクションボタンを常に表示するようにする。
上述の通り、スマホからはすぐに次のアクションを起こしてもらう必要があるので、スマホサイトでの表示の際、フッターに常に電話番号やお問い合わせ、ご予約、無料オファーなど、次のアクションがしやすいようなボタンをスクロールしても固定で表示されるようにします。
こちらは、岩手にあるキッズ向けのスポーツジムのウェブサイトですが、もちろんパソコンからもスマホからのアクセスできるレスポンシブサイトですが、スマホからのアクセスの場合、フッターに、「電話」「お問い合わせ」「ご予約」ボタンが固定で表示されるようにしています。
岩手キッズスポーツアカデミー・サムズアップ
※ スマホからアクセスしてご確認下さい。
ポイントは、ほとんどの方が右利きなので、一番アクションしてもらいたいボタンを一番右に設置することです。
よりすぐにアクションしてもらえるよう工夫をします。
物販であれば「ご購入」「買い物かご」、サービス系であれば「無料オファー」や「お問い合わせ」など、あなたのビジネス導線に合わせて、次のアクションがここに来るように設計します。
3. できるだけクリック数を減らして、そのページで情報がわかるようにする。
最近のスマホサイトのトレンドは、あまりあちこちのページに移動させるのではなく、スクロールすることで、そのページ内で情報を伝えるように、まとめることがポイントです。
アップルのサイトも1つの商品に対して、「概要」「詳細」「購入」だけで、ほとんどの情報は「概要」ページに1ページに記載されていると思います。
多くのサイトもこの“アップル形式”を真似して、できるだけ1ページでポイントを伝えるよう、情報整理がされています。
特にスマホの場合は、ページを行ったり来たりよりも、スクロールをする操作に慣れているので、情報は1ページに収めることで、最後に次のアクションにつなげるよう、導線設計をします。
先ほどのキッズジムのサイトも1ページ構成にしていて、最後に予約につなげるように設計しています。
私のウェブサイトもトップのページでポイントを紹介するように設計しています。
スマホの特性と、お客様の需要に合わせて次のアクションを明確に、操作しやすいように設計していくことがポイントです。
さて、あなたのウェブサイトでは、スマホ対応、レスポンシブサイトになっていますか?
また導線設計や次のアクションが明確に設計されていますか?
今や平均で7割を超えているスマホからのアクセスに対応しないと、せっかく、SNSでの情報発信で集客、誘導できても逃してしまいます。
スマホ対応を強化して行きましょう!!
私の方では、こうした導線設計や顧客定義なども含めて、ウェブサイトをレスポンシブサイトに、そして、スマホ特性に合わせたマーケティング戦略も含めた、ウェブサイト制作を行っています。
スマホ対策を強化して行きたいと言うことであれば、ぜひお声がけ下さい。
まずは、どこまで対応すべきか、何が必要なのかを見極めるため、あなたのウェブサイトやビジネスに対して、どのような課題があるのか、今後どうすればいいのかを、実際のサイトを拝見してアドバイス差し上げます。
今なら10周年記念で無料で診断しておりますので、お気軽にご利用下さい。