今日は、ちょっと視点を変えて、哲学的なお話、でもビジネスにとって大切なお話をご紹介したいと思います。
これまで多くの経営者の方のマーケティング、セールスのお手伝いをさせて頂いてきました。
その中でも、「うまくいく人」と「そうでない人」がいらっしゃいます。
そして、その2つのタイプの明暗を分けている、“あること”があります。
それは・・・
「行動しているかどうか」
と言うことです。
うまくいっている人は、とにかく行動しています(してくれます)。
「メルマガを書きましょう」とお願いすれば、すぐに原稿を用意してくれますし、定期配信が重要だと分かれば、きちんと事前に原稿を送ってきてくれます。
一方、うまく行かない人は、なかなか原稿を送ってきてくれない、または途中でやめてしまう、キャンペーンで計画した通りにやってくれないと言うことが多いのです。
ちなみに、情報発信量と反応率と言うのは比例していますので、情報発信をやめてしまうと、途端にお客様からのアクションもなくなります。
実際、最初は頑張って原稿を書いていた方も、途中でやめてしまった途端、パッタリお客様からのお問い合わせもお申し込みも無くなってしまいました。
しかし、情報発信を再開すると(当然なのですが)、お客様からの反応が戻ってきました。
結局のところ、綺麗なホームページがあります、と言うだけではダメなんですね。
さて、話を元に戻しますね。
なぜ、途中でやめてしまったり、やらなかったりするのでしょうか?
一つは、目的・目標が明確になっていない、自分の中で腑に落ちていないと言うのがあります。
目指すものが見えないと人は行動しにくいものです。多くの場合、「何のためにやるのか」「どこまで頑張ればいいのか」と言う目標を持たずにビジネスしている人ばかりなのです。
もう一つは、失敗することを想像してやらない、やれないと言うもの。
目標などが明確になっていると、この不安は解消されるのですが、それがないと先行き不安で、失敗することを先に考えてしまい、行動できないと言う方が多いようです。
これについて面白い話があります。
銀座まるかんの大社長、斎藤一人さんがお話しされたものなのですが、もし、目の前に「ダイヤモンド」と「コップ一杯の水」があったら、どちらを選びますか?と言う質問があります。
あなたならどちらを選びますか?
ちょっと考えてみて下さい。
・・・・・・
いかがですか?選びましたか?
もし、「お水」を選んだのであれば、失敗を恐れて行動できない思考の持ち主です。
もしかして、「もし砂漠のど真ん中に放り出されてしまったら、コップの水の方が大切だよね」と考えて選んだりしませんでしたか?
ちょっと待って!
今、生活している状況の中で、いきなり砂漠のど真ん中に放り出されるシチュエーションはあるのでしょうか?
よほどのこと(ほぼない)がない限り、砂漠のど真ん中に一人で置かれる状況などあり得ません。
そうなんです。「行動できない人」の多くは、現実にはありもしない、起こりもしないことを勝手に想像して不安を抱き、自分自身で行動することを止めてしまっているのです。
「失敗したらどうしよう」「失敗したら損をするかも」と言う感じで。
でもね、実際のところ、何も行動しないと何も結果は得られませんので(さっきの情報発信と一緒)、何もしないことの方が失敗なんです。
もし、行動をして失敗したとしても、「この方法はうまく行かなかったんだ」と、次につながる成果を得ることができるのです。
次からは、それをやらずに別の方法を試せばいいのです。
それだけ成功の確率が高まると言う訳です。
「営業マンは断ることを覚えなさい」の著者、石原 明さんは、次のようなことを言っています。
「行動すれば、次の現実。」
そう、何かしらのアクションを起こせば、次につながる何かが起こります。
また、私がアメリカに渡った時に、最初に出会ったボスがいつも口癖のように言っていたのは、
Nothing happened by chance.
偶然な出来事で、何かが起こる訳ではない(だから自分から行動して変えていかなければいけない)、と。
失敗してもいいじゃない、人間だもの。
小さい子どもも転んで痛い思いをすることで、気をつけようとするし、失敗を繰り返してより良い方法を学習していきます。
大人も同じくまだまだ成長できます。
失敗は成功の素。
とにかく行動を起こして、次の現実。
そして、失敗の中から成功のタネを見つけて、本当の成功を手に入れましょう。
行動あるのみ!!Just Do it!!
私の方で行っているメンタープログラムでは、そんなあなたの行動を促す、そしてサポートする、いわば、個別の家庭教師と言ったサービスです。
もし、自分一人では行動することができない、継続して行うことができない、また、目標設定やそれを達成させる方法を知りたいと言うことであれば、ぜひこちらご活用下さい。
お待ちしております。