今年に入り、目標設定の重要性についてお話をしてきました。
多くの方(特に経営者の方)は、成功法則や自己啓発の勉強をされていらっしゃると思いますが、これを実際にビジネスに応用・適用されている方が少ないのが現実です。
恐らく、具体的にどうすればいいのかが分からないためだと思います。
今年に入ってからしてきた「目標設定」のお話は、これまで私自身も自己啓発の業界に身を置いてきた経験から、そうしたノウハウをどうビジネスにつなげていくかを整理したつもりです。
これまでは目標設定のお話をしてきましたので、今日からはそれをどう「しくみ」に転化していくのかのお話をしたいと思います。
前々回、目標設定が行動の原動力になるというお話をしました。
http://archives.mailea.com/archives/388
この「目標」というのは数値目標であることなのですが、この数値目標を達成するための根拠としてのイベントやキャンペーンなどを計画することになります。
例えば、「創業○周年記念」などのイベントは、キャンペーンを打ちやすいものなので、御社でのそうしたイベントがいつあるのか、そのためにいつから準備をしたらいいのかの計画を立てます。
これが「キャンペーンプランニング」になります。
24日~27日までの4日間、AKB48グループの全楽曲の中からファンの投票でランキングを決めるリクエストアワーというイベントが開催されました。
ここで、マーケティング的に非常にうまいと思ったのが、YouTubeで無料で生配信されていたのですが、所々で次のイベントの予告などの“宣伝”をはさんできたことです。
年間を通じて様々なイベントを開催しているのですが、その間、シングルのリリースと連動している点です。
つまり、売上をあげていくために単純に製品のみということではなく、こうしたイベントやキャンペーンなどと連動、連携した売り方を展開しているという点です。
これが「しくみ」になり、実によく計算されています。
もちろん、規模や販売するものが違うのですが、だからと言ってあなたの商材を販売する上で使えないかと言えば、そんなことはありません。
これはどの業界でも、どの商材においても中長期的な販売計画をもってそこに向かって、使えるメディア、リソース、情報を駆使して、そこにつなげていきます。
今、時代はソーシャルの時代になってきています。
つまり、お客様を巻き込んだ販売方法が求められる時代になってきているということです。
一昔前までは、お客様の「口コミ」というのが、ひとつのお客様を巻き込んだ販売戦略だったのですが、それは商材そのものの評価をベースにしたものだったのですが、これからの時代に求められるものは、お客様が、「参加している」、「属している」、「貢献している」という一体感を演出する「しくみ」が必要になってきています。
現に、私のクライアント様で、ソーシャルメディアで商品紹介よりも、納品をしたお客様との一緒に写った写真を「導入事例」として掲載したところ、それを見た方や、そのお客様のお友達などからお問い合わせや受注の数が増えています。
もちろん、取扱い商品やサービスによってアプローチが異なりますのでそれぞれの戦略を組む必要があります。
あなたも、facebookなどを見てて、「あっ、なんだか楽しそうだな」とか「この会に入ったら何かいいことありそう」とか思った記事を目にしたことがあるかと思います。
これからはいかにお客様を巻き込むかの「しくみ」を、目標と連動したイベントやキャンペーンと組み合わせて考えていきましょう。
そのためには、まず、あなたにおけるマーケティングにおいていくつかの改善、リフォームをする必要があります。
これは目に見えるウェブサイトや情報発信メディアの整理もありますが、目標の立て方やその進捗管理の方法、そして、キャンペーンプランニングなどの内部のリフォームも必要です。
そして、意外と重要視されていないのが、「既存客戦略」です。
これまでご購入頂いたお客様へのフォロー、会員登録の窓口を設けているにも関わらず、会員フォローをしていないという会社やお店が本当に多いことが気になります。
集客コストや営業コストのことを考えると、新規のお客様を獲得するよりも低コストで売り上げを構成することができる既存客をしっかりとフォローする体制、しくみを持つことが重要です。
売上に占める既存客比率を高めることが、目標達成の早道でもあります。
目標設定、イベント・キャンペーンプランニング、しくみづくり、そして既存客のフォロー戦略。
これを行うために、今のあなたのマーケティング全体のリフォームをされることをお薦めします。
まずは、無料クリニックから↓
★無料クリニックのお申込みはこちら
https://www.mailea.com/freeassessment.html
実際に、あなたのウェブサイトを拝見し、直接、Skypeでお話をお伺いした上で、今後の方向性などをご提案いたします。
お申込み、お待ちしております。
それでは、また。
いつもありがとうございます。