前回は、御社のウェブサイトやブログの各ページに「いいね」ボタンを設置しましょうというお話をしましたが、その後、設置はされましたでしょうか?
今、私の方で、体内環境師という「食」から体質改善を進めていく先生のプロデュースをしています。
実は、まだ公式サイトのオープン前なのですが、これまでfacebookとブログのみで情報発信しています。(プレオープンの準備で)
しかし、彼女のブログでは、関係性の深いお客様が付き始めており、彼女のfacebookページのファンの数よりも、ブログの記事の「いいね」のクリック数の方が、その数を上回っています。
facebookページのファンの人すべてが、ブログ記事をクリックしてくれているわけではないので、まず、facebookページのファンの人がブログ記事をクリックしてくれていて、その後、そのお友達(またそのお友達)が、「いいね」してくれていることになります。
ただ、私たちの目的は、ブログ記事の「いいね」をクリックしてもらうことではなく、そこから、本来の目的である本サイトへの誘導、もしくは、キャンペーンページへの誘導ということになります。
これまでも、「情報発信」による集客のポイントをお話ししてきましたが、お客様が、あなたの記事(情報)を読み、賛同されたり、共感されたりすることで、さらに先の情報を知りたい、もっと詳しく知りたい、あなたのことをもっと知りたい、ということで次に進みます(クリックして次のページに進みます)。
この誘導のきっかけになるのが、情報の濃さもさることながら【情報の一貫性】が保たれているかどうか、そして、さらに重要になってくるのが、【お客様を悦ばせているか】という点になります。
【情報の一貫性】というのは、あなたがその情報をもって、お客様にどのようなアクションを取ってもらいたいのかを考えた上で各メディアで発信する情報のテーマやキーワードを一致させることです。
例えば、単純な話なのですが、お客様に資料請求をしてもらいたいとした時に、facebookやブログで、あなたが今日食べたランチの内容をお伝えしても、それが資料請求にはつながりませんよね。
資料請求して頂きたいのであれば、直接的なお願いは嫌われますので、当然、商品やサービスに関する付随情報(ここはミソなのですが)を発信することで、資料請求の喚起になるわけですので、実際のお客様のアクションと発信する【情報の一貫性】が重要になるのです。
facebook(SNS)→ ブログ → ウェブサイトという一覧の流れで進んでもらうために、そのプロセスの中で、行動に必要な情報が各メディアで一致しているかが、非常に重要になります。
ここは、なかなか理解が難しいポイントで、最初のうちはその違いが分からないようです。(私のクライアント様の初期はだいたいそうです)
しかし、回数を重ねていく中で、そのポイントがわかってこられるようです。
そして、さらにお客様にアクションしてもらうために重要なポイントの2つ目が、【お客様を悦ばせているか】という点になります。
しかし、これが意外と忘れられている点でもあります。
facebookやブログを通じて情報発信している中で、お客様から、「いつも有益な情報をありがとうございます」「いいんですか?
タダでこんなに情報をもらってしまって」というご意見を頂いたことがありますか?
これは、インターネットのテクニックやITの技術ではなく「商いの基本」です。
「情報を惜しみなく出せばいい」「facebookやブログを使えばいい」「こんな情報を発信すればいい」ということではなく、“お客様とどう向き合い”“どうお付き合いしていくか”という、御社やあなたの姿勢になります。
しかし、この姿勢も「しくみ」として取り入れることで、集客や販促に大きな弾みをつけることはあまり知られていません(あまり、語る人がいません)。
なぜなら、“当たり前”のことだからです。
しかし、これまで多くの企業様を見てきましたが、その多くは、「商品ありき」で、商品やサービスの良さ、自分の価値(誰と知り合いかなど)を前面に出し過ぎで、お客様を悦ばせるのとは正反対の場合が多いのです。
これでは、お客様の心が震え、あなたの商材を手にしたい、御社と付き合いたいと思えないでしょう。
ですので、私が行うコンサルではまず、「あなたのお客様は誰ですか?」という質問から始めます。
すると、最初は「えっ?あぁ、うちの商品を欲しいと思っている人かな」とお答えになります。
それはそうなのですが、そこではなく、「どういうことに困っているから、あなたの商品を欲しい、探していると思いますか?」とお伺いすると、だいたいの方は、その答えを持っていらっしゃいます。
実際、あなたもそうではないでしょうか?
それは恐らく、商品そのものの機能や効能ではなく、御社の商材を手にすることで得られる【問題解決策】であると思います。
ということは、それを中心に情報発信していけば・・・勘のいいあなたはもうお分かりのことと思います。
さて、私のコンサルでは、その「顧客定義」ができたところで、具体的に、その後の戦略をお伝えします(一緒に考えます)。
つまり、あなたが、自社の商品やサービスの特徴、また、お持ちであるノウハウや経験を情報としてお客様にお届けすることで、それが【お客様を悦ばせる】ことにつながっていくのかを元に、今後“やるべきこと”を決めていきます。
以前にお仕事をご一緒させて頂いた、感動プロデューサーの平野秀典さんは、「感動」というのは、
期待 < 実感
になったときに起こるものだとおっしゃっています。
※平野さんの感動の方程式
つまり、お客様に悦んで頂くためには、まず、御社が提供する商材に対するお客様の期待値(何をもって御社の商材を求めているのか)が明確になっていないと、この期待値を超える実感を味わってもらえないということになります。
お客様を悦ばせるしかけは、あなたが相手にしたいお客様を事前に、しっかりと定義すること。
そして、そのお客様にどんな体験をしてもらうことで感動してもらえるのかということを、マーケティングの全体設計の中で考えていく必要があるということになります。
さて、御社のビジネスにおいて、【お客様を悦ばせる】仕組みはできているでしょうか?
テクニックやツールだけでなく、お客様との関係性についても考えてみて下さいね。
【お客様を悦ばせる】ことができているか・・・と。
御社のビジネスでの顧客定義及び、戦略設計について何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談下さい。
ご相談は無料です。
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