前回の記事で、いかに少ない集客でも、売上につなげるかの基本をお伝えしました。
ここで、たくさんの反響を頂きました。確かにそうですよね。
毎日、facebookやブログで記事投稿して、集客を頑張っていても、それが売上につながっている実感がなければ、本当にそれが効果があるかどうか不安になりますよね。
そこで、まず、今、自分の行っている行動がどれだけの成果につながっているのかを把握する必要があります。
本当にこれ効果があるのか?ということを確かめないと、次の一手も見つかりませんからね。
すでに、Google Analyticsを設置しているのであれば、まず、「トラフィック」→「参照元」→「すべてのトラフィック」のレポートを開いてみてください。
ここでは、どの媒体から、御社のサイトに訪問されたのかが分かります。
恐らく、上位は検索エンジンが来ていると思います。もし、そうでなければ、検索キーワード対策がうまく行っていないので、考え直す必要がありますね。
また、上位には、(direct)/(none)というものがあれば、これは、直接、URLを入力されたか、または、お気に入りに入れられているということが考えられますが、メルマガなどを行っている場合は、メルマガ経由と考えたほうが良いでしょう。
ちなみに、同じ「トラフィック」のレポートの中の「参照元」→「ノーリファラー」のレポートを開くと、どのページへの流入があったかを確認することができます。
これにより、どのページが直接、もしくはお気に入り、または、メルマガからの誘導によって開かれているのかが分かります。
ここで、直接入力・お気に入りからなのか、メルマガからの流入なのかを分けて把握したいということであれば、設定の方法がありますが、ちょっと手順がありますので、ご希望の場合は、私にご質問下さい。
さて、トラフィックレポートに戻ります。
facebookを一生懸命やっているのであれば、ダイレクトの次あたりに、facebookが出てきているのではないでしょうか?
facebookで記事だけを投稿しているのではなく、きちんとウェブサイトやブログ(自社ブログ)に誘導するリンクを貼っているのであれば、ここにランクインしてくるはずです。
あとは、そこから下の順位に出てくるのは、リンクを貼ってくれているサイトなどなどになっていると思います。
いかがですか?
今、ここに出ているのが、御社の現在のマーケティングの結果ということになります。
検索エンジンでも(organic)と書かれているものは、広告ではなく、自然検索になりますので、いわゆるSEO対策ということになります。
ここの数字が多いということは、検索エンジンから直接の流入が多いということになりますので、これで売上につながっていないのであれば、ウェブサイト、特にトップページの導線設計を見直す必要があります。
なぜなら、もちろんキーワードにもよりますが、検索してやってきたということは、「それを探しています」というお客様が来ているにもかかわらず、購入に至っていないわけですから、正しくメリットなどをお伝えできていないということを意味しています。
ウェブサイトの構造(コンテンツや流れ)の見直しが必要ということになります。
先ほどの(direct)が多ければ、メルマガをやっていれば、メルマガからの流入になりますので、先ほどのように、「ノーリファラー」のレポートを見て、予定していたページへの誘導が出来ていなければ、メルマガの内容(コンテンツ、導線)の見直しということになります。
予定していたページへの誘導はそこそこできているにも関わらず、そこからの受注につながっていない場合は、その誘導先のページの構成を見直すということが分かります。
facebookはfacebookになりますので、ここの数字が低いのであれば、誘導に結びつく記事内容を考え、投稿していくことになります。
ここで外部のブログを使っている場合は、amebro.jpなどブログのURLがレポートに出てきますので、ブログ経由でお客様が訪問していることが分かります。
もし、自社ドメインでブログを運用している場合は(SEO対策になるのでこちらがお勧めです)、このトラフィックレポートはなく、レポートの「コンテンツ」→「サイトコンテンツ」→「すべてのコンテンツ」で確認することができます。
こちらのレポートでは、ブログの記事ごとのページのアクセス数を確認することができますので、どの記事がお客様にとって興味を惹くものであったのかを分析することができます。
facebookで、記事ごとに「いいね」の数が違うのと同じで、対象となるお客様(読者層)でも、興味が異なるので、こうしたレポートを確認していくことで、よりお客様の知りたいことの“傾向”を把握することができます。
そこで、その興味の高いネタに絞って、今後の投稿に活かしていくことで、反応率=誘導率が高まって行きます。
これが最適化ですね。
さて、そうすると、今、御社のお客様はどのような記事に興味を示されているのでしょうか?
ちょっと確認してみて下さい。
では、話をちょっと入口の方に戻しますね。
今、集客で行っている施策がきちんと機能しているかどうかは、先ほどの「トラフィック」のレポートで確認することができます。
その確認、また、今後の対策を講じる上で、大切なことがあります。
それは・・・
「インターネットの世界では使う言葉が大切」ということです。
私たちは、インターネットを使う時には、「何かを探す」時に多く用いますので、“検索”という行為を行います。
また、ここで言う“検索”というのは、単に検索エンジンのように、自分でキーワードを入力することだけでなく、閲覧しているページの中に、関心のあるキーワードが含まれていれば、それを「目にする」ことも“検索”に含まれるということです。
つまり、
検索エンジン対策は、いわゆる、メインのキーワードを中心に、御社のサイトが構成されているのかというものになりますが、「目にする」という「検索=反応」は、facebookやブログなどで投稿する記事やタイトルに、そのキーワードを使用する(含める)必要があるということになります。
今後は、そのメインキーワード(テーマ)を含んだ記事投稿を心がけていく必要があるということです。
なので、
検索エンジン経由だけでなく、その他の媒体からの誘導(記事)も、お客様が反応する=関心が高いキーワードで構成され、そこからウェブサイトに誘導する導線ができているかが、この「トラフィック」レポートでの結果ということになります。
今日からすぐに、あなたができることは、メインキーワードを意識した記事投稿をすることと、その記事からウェブサイト、もしくは、自社ブログへの誘導導線をきちんと作る(リンクを貼る)ことです。
ここでのポイントは、これまで何度かご紹介していますが、facebookなどでは直接的なセールスは嫌がられますので、投稿した記事の詳しい情報などをブログで掲載しています、ということでブログに誘導していく流れを作るということです。
このように、トラフィックレポートを確認することで、今、御社が行っている集客施策の整理をすること。
そして、“検索”の対象となるキーワードで、ウェブサイトやメルマガ、facebookやブログでの投稿記事、コンテンツを統一させて、誘導導線を作る。この一連の流れを整理することで、今現在の集客量においても、もっと効率的に売上につなげる流れが出来てくると思います。
もし、あなたがどのようなプロセスを用意すればいいのか、もっと具体的にプロセス管理の仕方を知りたいということであれば、私の方でコーチとして、御社のプロセス作りを一緒に行います。
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