先日、私のクライアント企業様の1社が、ウェブサイトの「最適化」が終わり、連休明けにリニューアルサイトがオープンとなりました。
今回、こちらのウェブサイトを、私の方で「最適化」の設計図作りと、ウェブサイト制作の総合プロデュースをさせて頂きました。
こちらの企業様は、通信講座でフットケアを学ぶことができるDVD教材の販売と資格認定を行っており、ウェブサイトでは主に「資料請求」と「講座申込み」の獲得を目的に活用されています。
さて、ここで、問題です。
『なぜ、この企業様が「最適化」をされたいと思われたのか?』
『具体的に、どこがどう変更になったのか?』
この2つのポイントについて、この企業様の新旧サイトを比較してみて、その答えをお考え下さい。
それでは、こちらをどうぞ↓
★リニューアル前サイト
http://natural-footcare.jp/old/
★リニューアル後サイト
さて、いかがでしょうか?わかりました?
「色が違う?」「デザインが違う?」
確かに、見た目はクライアント様のご要望で、オレンジから緑に変更しましたが、これはあまりマーケティングには大きな影響はありません。
では、何が大きく変わったのか?
今回のリニューアルで大きく変更したのは、「顧客導線」です。
どの入り口でこのサイトを訪れたお客様が、どの経路を通って、最初の目的である「資料請求」に行きつくか?
お客様が入ってくる入り口は、それぞれ異なります。
検索エンジンから来るお客様は当然、玄関口であるトップページからになりますが、実は、今回のリニューアルではいろいろな伏線も張っていますので、トップページ以外からも入ってくるお客様もいらっしゃいます。
そのお客様ごとに合わせたメッセージ(キーワードやテーマ)やその次の導線、また、ウェブサイトだけにお任せせず、メルマガやブログで自分でコントロールして誘導していく仕掛けを作りました。
さすがに見た目だけでは、こうした戦略は分からないと思います。
でも、実はこれが、他社との差別化であり、決して真似されない強みにもなります。
また、今回のリニューアルではしっかりと、Google Analyticsで計測できるように全ページにコードを埋め込みました。
お客様の動き(反応)を計測・分析することで、当初より計画(仮説)したとおりに推移しているかを確認して、次の戦略設計に役立てます。
今のところ、まだ数日しか経っていませんので、これからですが、今のところは予想通りに推移しています。
Google Analyticsでは、目標設定しておけば、指定したページからの目的のページへ何%の人が推移しているかが分かるので、どのページに問題があるかが一目で分かります。
例えば、資料請求ページから請求後のサンキュウページへの転換率が目標した数値よりも低い場合は、資料請求ページの訴求が弱いということが分かりますので、もっと分かりやすくするとか、ビジュアル面の修正を行うなど、工夫を加えることができます。
その上で、また測定・分析をして、その修正が正しく機能しているのかを確認して、また改善を加えていく。
この繰り返しを続けていくことで、「最適化」が完了していきます。
ウェブサイトのデザインも大切です。
facebookなどの情報発信ツールの使い方を学ぶのも大切です。
メルマガの書き方などのテクニックも大切です。
営業マンの営業スキルのアップも大切です。
でも、もっと大切なのは、それらが一連のつながりを持って、お客様が求める情報をお届けし、最終的な目的につなげていく仕組み、仕掛けが大切なのです。
そのポイントが、今回、お知らせした新旧サイトを比較して見られることで見えてくると思います。
さて、御社のウェブサイトはいかがでしょうか?
一方的に情報をお伝えするカタログサイトになっていませんか?
トップページだけが入り口ではないことを認識していますか?
誰を、どの層の方をお客様として獲得していこうと、情報を発信していますか?
それが、ウェブサイトや使われている全てのツールにおいて一貫性が保たれていますか?
ここで、御社のウェブサイトを見直してみて下さいね。
まずは、今現状の御社のウェブサイトを分析したい。何が必要なのかを知りたいということであれば、「サイト分析&戦略設計パック」を随時実施しておりますので、こちらをご利用下さい。
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