今日は、私の歴史と言うか、どのように戦略思考を持つようになったのかのお話をしたいと思います。
どのような視点を持って物事を見ればいいのか。売り方(攻め方)をどう考えればいいのか、のヒントになると思いますので、参考にしてみて下さい。
私の戦略思考の始まりは、高校の野球部時代になります。
元々、中学まではバスケ部だったのですが、周りの中のいい友達がみんな野球部だったこともあり、高校に入ってから、なんとなく野球部に入ってしまいました。
しかし、どこかで「新しいことに挑戦したい」と言う気持ちがあったのも正直なところです。
ただ、もちろん、野球部の先輩や同期は、小学校の頃から野球をやっている強者ばかり。
ほぼ初心者の自分がついていけるはずもなく、毎日辛い日々を送っていました。
しかし、そんな時、監督だった先生が転勤となり、副部長の先生が監督に変わりました。
その時です。
「菅谷、お前、マネージャーになれ」と。
初めは、「マネージャーなんて」と思ったのですが、もちろん、タッチの南ちゃんのような、よくある女子マネージャーではなく、監督補佐としてのマネージャーに抜擢されたのです。
そう、選手ではなく「作戦参謀」です。
その新しい監督に、徹底的に「攻め方」を叩き込まれました。
その監督は、選手一人一人の技量と言うよりも、チーム全体のプレーを重視した戦略を取る人でした。
なので、守備においても各ポジションに任せるのではなく、エラーを想定したフォーメーションに動くなどバックアップする戦略を取ったりしました。
これについては、甲子園に出る強豪校の動きを、みんなでビデオを見て徹底的に分析して、実践をしました。
攻撃の時には、コーチングボックスや、二塁まで走塁した選手が、相手のキャッチャーの動きを見て、バッターに外角なのか、内角なのかを独自のサインで知らせると言う戦略も取ったりしました。
そう、全員=チームで野球をすることを徹底したのです。(パーツバラバラではなく、1つのしくみとして動かす)
そして、マネージャーである私には、スコアブックの付け方を学ぶよう、そして、その分析するよう教え込まれました。
その記録と分析は、自分のチームではなく、むしろ相手のチームの分析でした。
今思えば、データ野球ですね。
この頃から、まだ無意識でしたが、データ分析の癖がついていたのかもしれません。
もちろん、そんなにすぐに強豪校になるわけではありませんでしたが、確実に実力と自信がつき、コールド負けや大差で負けると言うことはなくなりました。
なんとなく、このスコアブックの分析術が心に留まっていたのでしょう。
大学では、統計学を選考していました。
どうやら数字を見て、物事を判断するのが、生来好きだったようです。
今では、それを生業としているわけですから、正しい道順だったのでしょう。
この高校時代の経験と知識は、今に非常に役立っています。
今、同時に会計事務所でも働いていますが、会社内部のお金の動きから、経営状況が分かるように、お客様の反応などから、今行っている施策、キャンペーンの効果や修正点が分かります。
会社を大きくするためには、利益率を高める必要があります。
できるだけ、コストを下げ、売上を上げる方法を作る。
これは、ビジネスを行う上での至上命題です。
ビジネスの流れの中で、どこがボトルネックになっているのか、どこに注力すべきなのか。
相手選手の苦手な球種を分析したように、あなたのビジネスの“急所”を分析して、修正していく。
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