ホームページにGoogle Analyticsを設定する最大の理由は、自分が行った施策の効果を測定するためなのですが、実はもう1つ大切な使い方があります。
それは、予想外のお客様の動きを知ることです。
基本的には、自分で計画して行ったことに対する、お客様の反応を確認するのですが、その計画した流れ以外で、動いているお客様が存在するのです。
しかし、そのお客様の動きが意外と的を得ていて、他のお客様の需要とかぶる場合もあります。
Google Analyticsの「行動」→「サイトコンテンツ」→「すべてのページ」で、ホームページ内の各ページのアクセス数、滞在時間、直帰率などを確認することができます。
ここで、自分が行った施策の誘導先ページ(ランディングページ)へのアクセスはもちろんのことですが、それ以外で多くアクセスがあり、滞在時間が長いページがあれば、それが、想定外の動きをしているお客様の動きになります。
昨日もお伝えしましたが、「うまく行ってる原因を知る」ことが大切なので、それを探ります。
自分で誘導したランディングページ以外に、アクセスの多いページが、どこから誘導されたものなのかを知るには、レポートが表示されている欄の上にある「セカンダリディメンション」で条件を設定します。
「セカンダリディメンション」→「集客」→「参照元/メディア」を選びます。
これを設定すると、そのページにどのメディアから誘導されて来たかが分かります。
「参照元」を選べば、どのサイトから来ているのかが分かります。
「参照元/メディア」を選ぶと、大きく分けて3つのルートが分かります。
Organic・・・通常の検索エンジン経由
Direct・・・メルマガやお気に入り経由
Social・・・ソーシャルメディア経由
が分かります。
ここで、Organic経由だった場合、どんなキーワードで来ているかを確認します。
「集客」→「Search Console」→「検索クエリ」を開きます。
ここで、どんなキーワードで検索されているかが分かりますので、先ほどのアクセス数が多かったページのキーワードと同じかを確認します。
もし、キーワードが同じ、または関連したキーワードであれば、検索エンジン経由で、そのキーワードで検索、誘導したことが確定となります。
これが、あなたが計画したものとは別な動きのものになっているので、次は、この検索からの誘導数の多かったキーワード、ネタを使って、メルマガやブログで発信してみます。
実際、私のホームページでの動きをGoogle Analyticsで確認したところ、「手帳の使い方」のブログページが多いことが分かりました。
さらに、検索キーワードを確認したところ、「手帳 目標設定」で検索されていることが分かったので、お客様の流れが確定しました。
ちなみに、そのページはこちらです。
年末に出した記事なのですが、未だに検索して読んでくれている方が多いので、需要があるのだなぁと再確認しています。
この検索クエリでは、そのキーワードでの検索順位も分かるので、もし、誘導がそこそこ多く、でも、順位が低い場合は、そのページでのキーワード比率を上げるなど、SEO対策を行います。
さらに、
Google Analyticsの結果を注意深く見ると、アクセス数はそれほど多くなくても、滞在時間が多いページがあったりします。
これは、じっくり記事やページを読み込んでいるお客様と言うことになります。
ここも、他のお客様が持っている需要と重なることが多いので、見逃せません。
こうしたお客様の動きも把握し、そのネタをメルマガやブログ、また、検索エンジン対策などで最適化を図ることで、反応率が高まって行きます。
今回、この調査で、自分でもビックリしたのですが、この滞在時間が長い記事が、2017年に書いた記事でした。
今でも読んでくださる方がいて、しかもガッツリ読んでくれている。
とても嬉しいことです。
ちなみに、その記事はこちらです。
参考に見てみて下さい。
このように、自分の施策とは別に、お客様の独自の動きを知ることで、さらに攻め方が見えてきます。
こうした分析と最適化を繰り返していくことで、あなたのホームページはもっと機能していくものになって行きます。
ぜひ、自己分析をしてみて下さい。
もし、ホームページの分析をしてもらいたいと言うことであれば、無料ホームページ診断をご利用下さい。
一度、あなたのホームページを拝見させて頂き、今後の攻め方をご提案致します。
お待ちしております。