ますます拡大を続けているコロナウィルスですが、今、この時期に売れているものがあります。
それは何かご存知ですか?
マスク?トイレットペーパー?
保存が効く缶詰?冷凍食品?
確かにそれら生活必需品も大切なので売れているのですが、その裏で売り切れ寸前になっているものがあります。
それは、「テレビ」と「パソコン」です。
もうお分かりの通り、不急不要の外出を避けるよう、また学校の休校やテレワークなどが進んでいる中、自宅での情報収集や仕事のために、パソコンの需要が高まっているそうです。
ここ数年、パソコン離れが進んでいましたが、長時間、スマホを見るよりも大きな画面で見たり、仕事や勉強などをするにはパソコンの方が便利ですので、こうした需要が出てきていると思います。
ただ、最近の電化製品は中国の工場で組み立てられていることが多いため、家電量販店でも在庫が無くなったら終わりの状況のようです。
そして、もう1つ、テレビ、パソコンの他に売れているものがあります。
それは・・・
自宅待機のお子さんのための「学習ドリル」だそうです。
学校に行かない分けですから、ずっと家でテレビやYouTubeばかり見られていても困る、と言うことで、親御さんたちは、学習ドリルを購入されているようで、かなりの売れ行きになっているそうです。
ここで、気になりましたので、Googleトレンドで調べてみました。
「自宅学習」「オンライン学習」「オンラインスクール」のキーワードで調べてみました。
学校閉鎖、自宅謹慎などのニュースが出た時期に呼応して、こうしたキーワードが反応を示しています。
以前のメルマガでもお話をした通り、こうした状況が続くことで、いえ、終息後も、このテレワークや遠隔学習、オンラインショッピング、オンラインでの情報収集の方がメインになってくることでしょう。
これは、お子さん向けの学習プログラムだけでなく、ビジネスマン向け、大人向けのノウハウ動画なども需要が出てくるので、ここは狙い目と言うことになります。
こうしたトレンドから、オンラインでの情報提供、学習やセミナーなどができる体制を組んでいくことは、もう必須になってくると思います。
これは、物販であってもサービス販売においても同じです。
商品が並んでいるホームページがあるだけでなく、情報発信(文字+動画)によるセールスクロージングができる体制を持つことが重要になってきます。
また、飲食店も考え方を変える時期になっているのかもしれません。
来店での利用が減っているのであれば、こちらから攻めることです。
ホームページで注文を受け、テイクアウトを始める、または、既存のデリバリーサービスなどを利用するという、ネットを活用したビジネスモデルを本気で考えていくことが必要になります。
今、アメリカで大人気のラーメン屋があります。
それは、ラーメンのデリバリーサービスです。
デリバリーと言っても出前ではなく、どちらかと言うと「通販」です。
「Ramen Hero」というお店で、具材ごとにパッケージされたラーメンの具材がセットで送られてきて、自分で調理(温める)して食べるものになっています。
このお店はサンフランシスコにあり、日本人が起業したお店(会社)になります。
もちろん、この注文は自社サイトで受け付けていて、全て自社展開しています。
実はこのしかけ、「ラーメンを自分で作れる」という体験も売りになっています。
自宅で、本格的なラーメンが家で作れる、友達に振る舞えると言う“付加価値”が人気の秘密だったりします。
なので、彼らのFacebookページでは、ラーメンの作り方や盛り付け方、本格的にするためのちょっとした味付けの仕方などの「情報」を発信しています。
これまでも「情報」が売り物になっていましたが、今、この緊急時に、さらにこの「情報売り」の重要性が増してきた感じです。
ホームページに集客し(見込客)を獲得し、その見込客に対し、オンラインセミナーなどの動画での情報発信のしかけ、しくみを設けることは、もう待った無しの状況です。
まだ、こうした状況が続くと言われています。
ホームページを中心とした集客システム、販促システムを構築していきましょう。
私の方で請け負っているホームページリフォームでは、集客のための「顧客定義」と「商いの設計図」の作成も含まれています。
また、動画による情報発信もお考えであれば、そのためのしかけや、発信内容の配信方法などの戦略設計も行います。
ホームページを作るだけでなく、新規客の獲得からリピート客(ファン客化)までの流れを作るのが「ホームページリフォーム」になります。
オンラインでの集客、販促ができるしくみを作っていきましょう。
お待ちしております。