ご存知の通り、カリフォルニアは外出禁止令が出て、自宅待機が続いているのですが、子どもたちは、その前から春休みを繰り上げで、自宅待機が続いています。
そんな中、明日からオンライン授業が始まると言うことで、今日、学校からその受講方法のお知らせが届きました。
アメリカでは、国土が広いと言うこともあり、以前より、大学やコミュニティカレッジなどでは、オンライン授業が当たり前のように行われていました。
なので、今回も突貫でと言うことではなく、こうした事態も予測してか、すぐにオンライン授業ができる体制が整っています。
さて、 この「オンライン授業」を始めようとした時、やっぱりそれを実現するためのツールが必要になります。
そのオンライン授業を行うためのツールとして、先日もご紹介しました。
・UMU(ユーム)
・Pro-Seeds
これらのツールは高機能なのですが、最初は無料で使えますが、本格的に使おうとすると有料になります。
そこで、すぐに始められて、しかも無料でオンライン授業ができるツールがあります。
それは、
「Google Classroom」です。
Googleの無料で使えるツール(Gmail、ドライブ、フォーム、YouTubeなど)を組み合わせて、「オンライン授業」ができるツールです。
ライブ配信の機能はないので、これは別のサービス(Zoom)を使って行えば良いのですが、このGoogle Classroomでは、資料を共有したり、課題をアップして、受講生に提出してもらったり、テストを作って採点なども行うことができます。
受講生に対して、クラスルームのIDをお伝えすることで、そのIDを知っている人だけがクラスにアクセスすることができます。
クラスルームでは、閲覧資料をアップすることができるのですが、通常のファイルの他に、YouTubeの動画もアップできるので、事前に録画しておいた動画を教材として見せて学習して頂くことも可能です。
もちろん、PDFなどの資料もアップすることができます。
そして、「課題」の追加で、受講生に答えてもらう資料をアップして、その後、「提出」してもらうこともできます。
これらを使うことで、単純なオンラインセミナーではなく、「授業」として行うことができ、受講生の方の理解度を把握することができます。
これができると、単発のオンラインセミナーではなく、数ヶ月に渡るオンライン講座などの商品を作り販売することが可能になりますので、顧客単価を上げることもできます。
さらに、
この「課題」を、「Googleフォーム」を使って作成することができ、このGoogleフォームは、登録フォームを作ることができるのですが、「採点付きテスト」を作ることができます。
予めテストを作る際に、回答と配点を設定しておくことで、自動採点のテストを作ることができます。
ちなみに、この「Googleフォーム」は、Classroomとは別に単独で使うこともできますので、アンケートやテストなどで普段からも使うことができます。
この「Google Classroom」を使うことで、無料で「オンライン講座」を始めることができます。
受講生だけにお知らせをしたり、追加資料をあげたりと、コミュニケーションを取りながら講座を進めていくことができるので、さらに、次の上位講座への誘導も容易になります(アップセル)。
さらに、このGoogle Classroomに併せて、Zoomなどのライブ配信ツールを使って、講座の途中途中で、ライブ講座を織り交ぜて、直接質問できる機会を設けることで、より関係性が深まるので、次の講座や別の商材の販売へと繋がっていきます。
ただし、
無料で「オンライン講座」のしくみを作ることはできますが、集客や受講申込みまでのしくみ、しかけを用意することもお忘れなく。
これが一番大事ですので。
この無料で使える「Google Classroom」を上手に活用していきましょう!!
ご参考まで。