今日は、オンラインセミナーを開催するための具体的な方法とツールについてご紹介したいと思います。

今日はあくまでも技術的な部分にフォーカスしてお話ししたいと思います。

コンテンツの組み立て方については、また別の機会にご紹介しますね。

さて、オンラインセミナーを開催するには、どのようなツールが必要なのか。

まずは、パソコンですね。これがないと始まりません。

次に、実際のオンラインセミナーを配信するためのツールが必要です。

Skypeでも動画ミーティングができますので、それでも良いのですが、Skypeの場合、動画ミーティングは最大10名までしか参加することができませんので、それ以上の開催はできません。

そこで、多くの方が利用しているのが、Zoomです。

Zoomであれば無料で使うこともできますが、有料版であれば、100人以上のウェビナーを開催することができます。

また、Zoom有料版であれば、そのセミナー動画を録画することができるので、後でその動画を販売することに使えます。

セミナーを1回で終わらせず、録画したものを再販することで、二度収益を上げる。

まず、Zoomでライブのオンラインセミナーを開催します。

そこで録画したビデオは、まずは、セミナー参加者特典として参加者だけに見せます。

一方で、当日のライブセミナーに参加できなかった方向けに販売するようにします。

この動画を販売するためには、まず、Zoomで録画したビデオを　YouTubeに「非公開」の形でアップします。

次に、WordPressで作った専用の動画視聴ページを作り、そこに録画したYouTubeの動画を貼り付けます。

さらに、WordPressで作成した、その視聴ページには、パスワードをかけることができますので、購入者に対してだけに、その視聴ページとパスワードを教えます。

こうすることで、過去に行ったオンラインセミナーのコンテンツも、またお金を生むしかけになります。

「情報のリサイクル」ですね。

何本か録画したノウハウ系のビデオを、シリーズとして販売するのであれば、「Vimeoオンデマンド」がオススメです。

こちらは、月$20と有料になりますが、自分のビデオをシリーズ販売、また、“レンタル”として販売することができます。

Zoom

YouTube+WordPressのパスワードロックページ

Vimeoオンデマンド

と言ったツールを使って、オンラインセミナーの開催、録画動画の販売を行うことができます。

ここに誘導するために、潜在顧客に対してアプローチするしかけが必要です。

そこで使うのが、「Facebookライブ」です。

最近、これを使ったライブセミナーをやっている人が増えているので、目にされたことがあるかと思います。

Facebookアカウントを持っていれば、個人のアカウントでも、Facebookページでもライブ動画を配信することができます。

事前に告知をして、本編の動画セミナーに誘導するための予告セミナーを開催します。

このFacebookライブと合わせて使いたいのが、「StreamYard」です。

これは、Facebookライブなど、ライブ動画サービスと連携することができ、動画に字幕や、コメントを動画内に表示するなど、コンテンツリッチな動画配信ができるツールです。

動画を魅力的に見せたい時に使いたいツールです。

そして、気になるのは、オンラインセミナーや録画動画を販売する際の決済です。

WordPressであれば、無料で使えるショッピングカートプラグイン「WooCommerce」があります。

WooCommerceでは、クレジットカード決済や銀行振込などの設定ができ、また、自動返信メールの設定もできるので、そこで、購入者に対して、先ほどの動画視聴ページのURLとパスワードをお知らせすることができます。

また、先ほどの「Vimeoオンデマンド」には決済機能が備わっているので、動画をアップして商品設定するだけでOKです。

その代わり、Vimeo側に手数料を払わなければいけませんが、Vimeoオンデマンドで、動画販売をすると、ゲッティイメージでも紹介してくれます。

ここで、動画セミナーに加えて、資料や宿題などを追加して、オンライン講座にするのであれば、先日ご紹介した、Google Classroomを活用することになります。

このように無料で使えるツール、有料でも少ない金額で使えるツールを組み合わせて使うことで、オンラインセミナー、動画販売、オンライン講座を実現することができます。

今、ますます東京をはじめ日本が緊迫した状態になってきているので、何かしら準備を始めないと、オンライン化、オンラインセミナー開催などのお問い合わせ、ご相談が相次いでいます。

実際、アメリカでは各都市で外出禁止令が出ているので、さらに、オンライン化のお問い合わせが増えています。

いずれにしても、これからはオンラインセミナー、オンライン講座元年と言ってもいいほど、当たり前になっていくことが予想されます。

今のうちから、ご準備されることをオススメ致します。