日本でも緊急事態宣言が出されるようで、ますます、自粛生活が余儀なくされる状態になってきますので、リモートワークができる環境の準備が必須となってきます。
先日からリモートワークやオンライン講座などのしかけやツールについてお話をしてきましたが、その中で、Zoomが今、ニュースになっていますね。
Zoomのオンライン会議などに、見ず知らずの人が入ってきて変な画像や動画を流したりなど、Zoom Bombingと言ういたずら行為を働く人が出てきたためです。
元々、Zoomでオンライン会議やセミナーを開催するには、参加者にその「ルーム」のURLをお知らせすることで、そのURLを知っている人だけが入れるのですが、そのURLをランダムに入力して、勝手に入ってきているようです。
基本的には、パスワードをかけることでセキュリティがかけられるので、こうしたいたずらを防ぐことができるのですが、今回のニュースなどで指摘を受けたZoomは、セキュリティ強化した、バージョン4.69をすぐにリリースしました。
あなたのZoomアプリが、4.69になっていれば、最新版です。
最新バージョンにすることで、必ずパスワードリクエストがされるようになりましたので、もし、Zoomでオンラインセミナーや講座を開催する場合は、URLとパスワードを一緒に参加者にお知らせする、と言うことになりますね。
まぁ、使う人が増えると、変な人も増えるので、ツールの穴と言うよりも、変な人があぶり出されたと言った感じですね。
だからと言って、Zoomを使わないようにしようなど思考停止、行動停止を起こさないようにしましょう。
こうしたツールを提供している企業も、そこが生命線なので、今回のように即座に対応してくれます。
一番の不利益は、こうしたニュースに影響されて、使わないことによる機会損出を起こしてしまうことです。
もし、そうしたことが起これば次の別のツールを探して使えばいいだけですので。
それよりもむしろ、私たちは心配すべきことは、「どんなコンテンツが求められているのか」「どんな構成で情報発信すればいいのか」に、そのエネルギーをフォーカスしていくことの方が重要です。
ちなみに、Zoomは、ライブで行う動画セミナーなどで使うものになりますので、Zoomだけと言うこともありません。
事前に録画した動画を見てもらうと言うのも必要ですので、ここでは、YouTubeやVimeoなどのストリーミングツールを活用します。
事前の予告ライブ動画などでは、Facebookライブなど、お客様のステージや発信する情報に合わせて、ツールも使い分けていくと言うのが成功のポイントになります。
例えば、
Facebookライブで、ざっくり触りの部分を紹介(Facebookライブ)
↓
無料オンライン動画セミナーで登録してもらう(YouTube)
↓
シリーズ化した動画で、さらに学習を進めていく(YouTube)
↓
何回かに1回、会員限定(購入者限定)でライブ配信でコミュニケーションを取る(Zoom)
と言ったように、お客様のステージ合わせて、使うツールも分けて情報発信していく流れをしっかりと計画、設計することで、より効果的にお客様を動かすことができます。
この「しくみ」が重要なんですね。
私の場合、実際のセミナーに参加された方に対して、後日、Zoomによるオンラインセミナーを追加として情報提供をして、そこで質問などを受け付けることで、より関係性を深めていきます。
ここで、セールスオファーを提案するのですが、このオンラインセミナーの資料や録画動画を閲覧できる特設ページ(ランディングページ)を用意して、そこにフォローメールで誘導します。
ここで、期間限定、数量限定のオファーを組み合わせることで、セールスクロージングを行うしかけを盛り込んでおきます。
このように、Zoomだけ、YouTubeだけ、ランディングページだけ、セールスクロージングのオファーだけではなく、「流れ」として組み立てていくことが、クロージング率を高めていきます。
ツールやテクニックだけに依存していると、望む結果を得られません。
オンライン講座などはこれから必須のセールスクロージングツールになってきます。
そして、重要なのは「流れ」を作ること。
ぜひこの点に留意して、オンラインビジネス、講座、セミナーなどを組み立てて行って下さい。