今回は、Facebook広告を使った理想的な流れの解説と、戦略思考についてお話ししたいと思います。
Facebookは、そもそも、「何かいい情報はないかな?」と、明確な目的はなく(検索とは違う)、いわゆるウィンドウショッピング的な“流し見”をするお客様層のメディアなので、ここでの広告は、「買って下さい」では効果が出ません。
Facebook広告を活用する上で最大のポイントは、「今すぐ客」ではなく、「見込客」の獲得を目的にした活用法です。
そこで、アメリカでとても参考になる活用例がありましたので、それを解説をしたいと思います。
まず、いつものようにFacebookを流し見していました。すると、パッと目に止まった記事がありました。
「消化に悪い3つの食べ物」
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
ここで、数分のプレビュー動画が流れます。
そのプレビュー動画では、“当然ですが”、その3つの食べ物は紹介されません。
その3つの食材を知るために、本編のビデオが見れる特設サイトに飛ぶようになっています。
当然、興味が沸いた状態なので(人は欠けた状態を補完しようとする心理が働くため)、その本編が見れるページに行きます。
ここで、本編の動画を観ます。(結構、長い情報量の多い動画)
動画では、いかに体の悪い食べ物が世の中にたくさんあり、腸内環境を乱していると言うこと、逆に腸内環境を整えることで、体調もよくなると言うお医者さんからの解説があります。
そして、次のステップに進むように促されます。
動画で見た内容を実践する方法(腸内環境を整える方法)について説明されているので、次のステップへ進むようになっています。
ここで、「NEXT STEP」のボタンをクリックします。
すると、
そう、商品販売ページに移動します。
ここでポイントなのが、1つのボトルでの販売があったり、3つのボトルのセットなどがあったり、いくつかのチョイスが用意されています。
ここには、ウェブマーケティングでは常識となっている販売手法が盛り込まれていました。
「うむぅ、上手いなぁ」
このFacebook広告から、ランディングページ、販売ページへの流れは完璧でした。
Facebookは、最初にお伝えしたように、何となく情報を見ている人が多く、ここで「体に悪い3つの食べ物」と言うキーワードに反応する人=健康に不安を抱えている人、もっと健康になりたい人が反応すると言うことになります。
さらに、この層のお客様に対して、深い情報を与えることで、より実践につなげる動機を喚起していきます。
そして、セールステクニックを使って、商品販売を加速させていくしかけまで、しっかりと戦略構成されている、本当に好例の流れでした。
単純に、Facebook広告で、“宣伝”するのではなく、お客様を次のステップ、次のステップに進ませていくしかけを事前に計画し、それに沿って流していく。
この戦略思考が大切になります。
最近、こう言うご時世と言うこともあり、あちらこちらで、オンライン講座を始めるための方法が学ぶことができるようですが、問題は、コンテンツの良し悪しもありますが、そこまで、どうやってお客様を誘導するのかの導線設計があるかどうかです。
動画配信やライブオンラインセミナーを行う方法を知っても、そこにお客様を誘導できなければ始まりません。
コンテンツ勝負だけでなく、相手にしたいお客様がどのようなキーワードに反応するのか、どんな情報を求めているのか、そして、最終的な商品までどのようにつないでいくのかを考えることがとても大切です。
実は、今、クライアント様のオンライン講座のリリースに向けて、プロモーション戦略を組み立て中です。
今回ご紹介したようなFacebook広告などや動画などを使ったプロモーションを行う予定で、準備中です。
私の方では、こうしたプロモーション戦略の策定やそのためのしかけ作りも行っています。
7月リリース予定なので、ゴールデンウィーク明けぐらいからのプロモーションスタートに向けて準備中です。
とってもワクワクしています。
また、進捗などをご報告しますね。
もし、あなたも、自身の商品や、これからオンライン講座などのオンラインサービスのプロモーションを行いたいと言うことであれば、ぜひご相談下さい。
ホームページリフォームも一緒にと言うことであれば、一緒にプロモーション戦略も一緒に行いますので、おしゃって下さい。
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お待ちしております。