ここに来て、オンライン通販の仕組み構築のご依頼が増えて来ています。
外出禁止の期間が延長されていることもあり、また、多くの皆さんが、それが解除になってもいきなり元に戻るとは考えていないため、オンライン通販の仕組みを持つことの重要性を理解されているからと思います。
前回もお話しをしましたが、WooCommerceと言うプラグインを使うことで、“自社サイト”においてショッピングサイトを作ることができます。
ちなみに、大手のショッピングモールに出した方がいいのかもと思われるかもしれませんが、実際に出店されているお客様からお話しを伺ったのですが、売上はそこそこ行くのですが、それに応じて出店料や手数料がかなり取られるので、トントンなのだそうです。
しかも、購入者リストは商品を送るための情報だけで、メールアドレスなどはもらえないそうなので、その後のアフターフォローなどがなかなかできないそうです。
これでは、せっかく買ってもらっても関係性が築けず、アップセル、クロスセルを行うことができません。
実際、あなたもそうしたショッピングサイトで商品を買われることがあるかと思いますが、“どのお店から買ったか”は覚えていないと思います。
これが現実のようです。
しかし、自社ドメインでのショッピングサイトであれば、検索エンジン対策にもなりますし、また、お客様リストも自分のものになりますので、ご購入後もフォローを行うことができますので、その後のアップセル、また、会員化することで、コミュニティを作ることもできます。
これからの時代、あなたやお店(会社)のファンを作り、そこでコミュニティを作ることが求められます。
そして、自社ドメインのショッピングサイトであれば、いろいろなマーケティング施策を行うことができます。
例えば、Facebook広告などで、独自の告知を行うことができますし、また、以前にもご紹介したFacebook Pixelを活用した、リマーケティングを行うことができます。
※ リマーケティングとは、一度でもあなたのサイトを訪れた人にだけ、Facebookで広告を見せることで、購入動機を促すマーケティング手法です。
関連記事:Facebook Pixelでリピート客を逃さなくする方法
さらに、
これも以前ご紹介したQRコードを使ったサイトへの誘導ができるのですが、例えば、紙媒体(ハガキやチラシなど)にQRコードで商品ページに誘導、SNSでQRコードを掲載して、ショッピングサイトに誘導して、携帯からカートに入れて決済してもらうと言う流れを作ることも可能です。
もちろん、WordPress、WooCommerceで作成したショッピングサイトは、スマホでもタブレットでも見れる、レスポンシブサイトになります。
さらに、WooCommerceのメリットは、大手のショッピングモールなどの出店型サービスの場合、登録できる商品数やパターン(サイズや色など)の組み合わせによるSKUの作成数に制限がありますが、WooCommerceは無制限に作ることができます。
また、無形のサービスやデジタル商品(ダウンロード商品)も販売することができるので、いろいろなビジネスでも活用することができます。
最近では日本語化できるようになったことにより、日本独自のサービスにもいろいろ対応できるようになってきています。
中でも、LINE PAYの対応や、有料版になりますが、LINE IDでのログインやメッセージの送信ができるプラグインなどもあります。
今、別のクライアント様でも、法人向けの卸販売もこのWooCommerceで構築することで準備を進めています。
ますます需要が高まるオンライン通販。
今、この時期に準備して行かれることを強くお勧めします。