6月に入りましたね。今月が終わると今年も折り返し地点。年初に立てた目標・計画通りに事は進んでいますか?
逆に言うと、この時期、その目標・計画の進捗を確認して、その「差分」を、調整する時期でもあります。
「差分」=「目標達成まで残りどれぐらい」を確認することで、それが新たな目標値となります。
それに基づいて、「何を使って」「何を発信し」「どこに着地をさせ」「何をオファーし」「購入(申込み・問い合わせ)頂くか」を設計していきます。
もちろん、この目標値を残り半年分、月ごとに分けて、月ごとの計画に落とし込んで行きます。
今月の目標に対して、「何を強化販売することでこの売上を達成させるのか」を明確にして、「キャンペーン」を組みます。
これが、「キャンペーンプランニング」になります。
実は、目標達成率を高めるには、セールスメールの書き方やホームページのデザインなどは「セールスプロモーション」だけでなく、この「差分管理」による計画立案と行動計画の「キャンペーンプランニング」が大きく関係してきます。
「セールスプロモーション」は、目標や対象者がズレていると、ただの空振りになってしまいます。
その前に、「今月は、この商品(テーマ・カテゴリ)の販売を強化して、○○個販売していこう」という目標を立てます(キャンペーンプラニング)。
その上で、この「キャンペーン」を軸に、今持っている使える媒体で、どのタイミングで、どのような内容の情報を発信していくのかを計画に従って配信していきます。
この「計画」がしっかりできていないと、せっかく、これまで学ばれてきた、「セールスプロモーション」の技術や知識、ツールが十二分に活かされません。
現在、ある写真館様のコンサルを行っておりますが、こちらでも、メルマガを配信されていました。
しかし、メルマガ、ブログ、Fcaebookの担当者が別々で、情報の連携がされていませんでした。
そこで、「キャンペーンプラニング」を導入して、1つの目標を決めて、今月は、これを推していこう、ということで、担当者が連携して情報発信する形に整理しました。
その上で、一番の「セールスプロモーション」のツールとして威力を発揮するメルマガの構造を変更しました。
これまでのメルマガは、ちょっと前まで主流だった、目次があって、それぞれについて書かれているメールになっていました。
これを「キャンペーンプラニング」に沿って、1つのメールには1つのテーマに絞って、また、配信スケジュールを決めて配信しました。
その結果を、Google Analyticsのアクセス統計と、実際のお申込み数とを検証してみたところ、メルマガからのお申込みが、メルマガ配信日から3日間に集中したので、明らかにメールからの効果が高まったということがわかりました。
これまでは、メルマガからの反応もわからず、メルマガからのお申込みがほぼゼロだったので、メルマガ担当者は、この反応に驚いていました。
書く内容は、それほど変わっていないのに、その構造や「キャンペーンプランニング」に沿って行った行動、その結果の検証というプロセスをきちんと整理して行った結果、大きな結果を得られたことに、何かを得られた感じで、今では、毎週のようにメルマガ原稿の校正依頼をされています。
私は、すでに、御社では売上を上げるためのリソースはお持ちであると思っています。
しかし、望まれる結果を手にされていないということは、情報の交通整理と、テーマに絞った「キャンペーン」展開、そして、適切な場所、タイミングでの「セールスプロモーション」の展開が重要なのです。
ぜひ、御社でも、この「キャンペーンプランニング」をご用意頂き、効率の良い「セールスプロモーション」を展開して頂きたいと思います。
過去に、この「キャンペーンプランニング」の基本について書いたブログ記事がありますので、こちらをお読み頂ければと思います。
「キャンペーンプラニング」の基本三部作
★キャンペーンプランニングで売上目標達成
http://archives.mailea.com/archives/263
★キャンペーンの情報発信のポイント
http://archives.mailea.com/archives/264
★キャンペーンの最後の詰めROIとは?
http://archives.mailea.com/archives/265
ご確認下さい。
それでは、また。
いつもありがとうございます。