すでにご存知のことと思いますが、今、私は拠点をアメリカに移し、ビジネス展開をしています。
元々、アメリカにいたこともあり、子供の教育のことも考えての渡米ですが、やはり、アメリカは、IT系はもちろんのこと、ビジネスやマーケティングに関しての先進国ですので、新しいことを知るにはとても良い環境です。
ビジネスにしても、マーケティングにしても、また、自己啓発などの情報も数年後に日本に上陸するので、そうした情報を先取りしてお届けするのも、私の役目かと思います。
実際、前職のイー・エム・ズィー時代もそうでした。当時、アメリカで流行っていた「情報起業」の概念を、日本風にアレンジしてお届けしていました。
今では「情報起業」も一時期の飽和状態を経て、“本物”だけが残る時代になってきました。
ソーシャルメディアの活用やビデオの活用など、だいぶ伝達期間が短くなってきましたが、いずれもアメリカから上陸してきています。
そんな中、今、アメリカで主流になっているウェブマーケティング手法が、以前お伝えした「リマーケティング」です。
いかに、訪問してくれたお客様を逃さないようにするか、また、一度、離れてしまったお客様を再度呼び戻すか、という部分を最大化するためのしかけや導線を準備すること。
そして、もう一点、呼び戻すだけでなく、さらに最大化させるために重要なものとして、「Eメール」の利用価値が再度見直されています。
ソーシャルメディアが軸に「呼び戻し」を行い、誘導先であるホームページ(ランディングページ)において、メールアドレスを獲得するしかけを用意。
そして、メルマガ配信を経てお客様を育て、セールスクロージングを行う。
この形(流れ)を作ることが、今、アメリカでのウェブマーケティングのトレンドになってきています。
それをまとめたのが、先日公開した「新・商いの設計図」になるわけです。
さらに、その「メール」そのものも最適化していくことが重要で、ただ単に毎週メルマガ配信するだけでなく、Re-Opt Campaign(再オプトキャンペーン)ということを行うことで、今、持っているリストの整理を行うことでセールスへの転換率を高めていきます。
つまり、
御社のビジネスや商品(サービス)への興味の度合いで振り分けを行い、精度の高いリストを作っていくという作業を行います。
定期のメルマガ配信を続けることで、お客様との間の関係性が醸成され、さらにそこから、反応した方をセグメント(属性分け)していくことで最適化して、そのリストにセールスをかけていくという流れを作ります。
これは、「情報起業」の時代から言われていることなのですが、ソーシャルメディアそのものやそれに不随するダイレクトメッセージに依存する傾向が強くなっているアメリカにおいて、Eメールのビジネス的価値が再度見直されていることを意味しています。
やはり、新しいツールでも、古いツールでも、適材適所(お客様ステージ)に配置することで、その機能を最大化することができます。
さて、御社のビジネスにおいて、メールマーケティングは適切に行われていますか?
自社の売り上げを上げるポイントが、メールからになっていますか?
今一度、チェックしてみて下さいね。
メールマーケティングについて何かご不明な点などございましたら、お気軽にご相談下さい。
お待ちしております。
それでは、また。
いつもありがとうございます。